ブックタイトル国士舘史研究年報第8号

ページ
129/220

このページは 国士舘史研究年報第8号 の電子ブックに掲載されている129ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

国士舘史研究年報第8号

思い出の記127一、専門学校設置準備室の時代一九九四(平成六)年四月一日、太宰府キャンパスに国士舘大学福祉専門学校準備室が開設され、私は入職した。一九九五(平成七)年四月、国士舘大学福祉専門学校開校に向けて教室棟の改修及び実習棟の増築が始まっていた。準備室員は、教室棟一階の事務室及び学生食堂で業務をしていた。廣渡修室長(開校後は校長)と私の二名は教務関連の書類の準備にかかった。まず、福岡県下の既存の介護福祉専門学校を訪問して資料を集めた。それらの資料と国士舘短期大学の資料を参照しながら、国士舘の教育理念である四徳目「誠意・勤労・見識・気魄」を理想の介護福祉士を育てる基本理念に置き、学生便覧を作成した。カリキュラムは、社会福祉士介護福祉士養成施設指定規則に沿って、一般教養科目・専門科目はすでに出来ていた。特別科目は他校にはない本校の特性として、救急法・陶芸を入れ、教科外活動では、実習施設の年間行事を参考にしながら作成した。太宰府キャンパスは、国士舘の中では一番敷地が広く、山林に囲まれ、グランド、体育館など設備が整っていた。それらの施設利用は、開校後生徒のアイデアを取り入れながら一緒に考えることにした。国士舘旗争奪高校剣道大会は、開校前と同様に継続することになった。体育館の活用及び専門学校の広報活動元国士舘大学福祉専門学校助教授 江崎 澄子思い出の記国士舘の思い出