ブックタイトル国士舘史研究年報第8号

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概要

国士舘史研究年報第8号

人間形成の礎となった四年間123なければならず、ゲームをしている自分たちでは無理であるため、松陰寮の後輩たちに関東大学バスケットボールリーグ戦の全記録をノートに記入してもらった。試合が終われば、すぐに記録の確認と整理をしなければならなかった。毎日の練習~大会での勝負~記録の分析~まとめと、九月~一〇月は本当に大変であった(のんびりと遊ぶ事など考える余裕などなかった)。リーグ戦も好成績を上げ、念願の全日本大学選手権(大阪府立体育館にて)に出場することができた。あいにく関東一部優勝の「明治大学」との初戦であった。全日本メンバーやスター軍団の明治大学とは、体格差、能力差、経験の差等、いずれを取っても歴然の差であった。しかし、ふたを開けてみれば国士舘大学が善戦し、一〇点差で敗れはしたが明治大学に一泡吹かせた。気を引き締めた明治大学が、それ以後実力を発揮し優勝して幕は閉じた。と同時に、四年生のクラブ活動も終了した。六、国士舘大学を卒業して昭和五二年三月一八日には、新宿京王プラザにて体育学部の謝恩式を行い、教授陣の先生方や学生監の先生方4 年次 国士舘大学バスケットボール2・3・4 年生(前列右から2 人目が筆者、3 人目は前山定コーチ)