ブックタイトル国士舘史研究年報第8号

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概要

国士舘史研究年報第8号

国士舘史関係資料の翻刻並びに補註 第八巻113三、校地校舎等に関すること校地については将来隣接地を買収し建物敷地、運動場の拡張を図る予定である。校舎及施設については現在建築中の政経学部本舘に隣接して図書舘、講堂、学生会舘の建設を期している。四、図書・機械器具・標本等に関すること此れ等については毎年予算を計上し常に補充と整備に意を用いると共に、更に教育の完遂を期する為、教材、実験施設の充実に努力する。*1 国士舘大学政経学部 昭和三五(一九六〇)年、池田勇人内閣による「国民所得倍増計画」発表以降、日本は高度経済成長期に突入する。同時に第一次ベビーブームによって大学への志願者が急増し、各界から高等教育を受けた人材の増募が求められた。国士舘もこの社会的要請に応える形で、学部増設を果たしていく。 政経学部は、昭和三五年九月三〇日に認可申請を行い、翌昭和三六(一九六一)年三月一〇日に認可を受けて、政治学科・経済学科(定員各一〇〇名)を設置した。なお、経済学科は、短期大学経済科からの編入により、初年度に一、二年次を開講している。教授陣には、田崎仁義、宇尾野宗