ブックタイトル国士舘史研究年報第7号

ページ
141/182

このページは 国士舘史研究年報第7号 の電子ブックに掲載されている141ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

国士舘史研究年報第7号

ジャカレイ日本語学校と日本語教師派遣事業139のある立派な方でした。食事は奥様が毎日届けて下さいました。また、隣に日本語学校の瀬戸口一恵先生(一世の方)が住んでおられたので、私生活でもいろいろサポートしていただき、今思えば現地の皆さんに本当にいたれりつくせりのお世話になりました。・通勤市内から郊外へ路線バスで通いました。所要時間は二〇分ほどでしたが、帰りはバス停で待っていると父兄が通りかかって乗せていってくれることもしばしばありました。日系人社会 経済的状況、市内と市外の差ブラジルには「Japones garantido」という言葉があります。日本人は信用できるとブラジル人には思われていて、実際日本人は勤勉で経済的に成功している方が多くいました。自分の敷地にある門から家屋敷が見えないほど広大な土地を持っている方など、肉牛や養鶏で大成功している方も数多くいました。コロニアの日系人は家庭内でも日本語で会話することが多いことから日本語レベルは高昭和58 年頃 初級クラスの生徒と瀬戸口先生(前列右端)、櫻田氏(後列右端)