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短期留学(海外研修)体験談

中国研修

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2011年度参加 文学部文学科中国語・中国文化専攻 島田 陽一

島田 陽一

大学生の間に一度でいいから海外へ行ってみたかったので、今回の中国研修は自分の希望と勉強していた中国語を試してみる良い機会でした。

 

まず感じたのが、自分のリスリング能力の低さです。中国人の話す中国語がとても早く、全く聞き取れず、そして、自信のあった発音も全く聞き取ってもらえませんでした。日本にいたままで中国へ来なかったら、きっと気づかなかったことだと思います。まして、自分にとって初めての海外だったので日本語が通じない、会話が成り立たない環境がとても恐ろしくもありました。日本人と中国人の顔が近いからか、中国語で話しかけられることが度々あったが、答えられないことも辛かったです。

 

この経験は、今後の人生に大きく役立つと思いますし、吹っ切れたところもありました。ダメなりに自分から会話したり、注文をしたり、買い物で値切りに挑戦したりと大きく進歩したと思います。

 

1つの集大成として、仲良くなった店員さんに自分が帰国する旨を伝え、一緒に記念撮影に至ったのは今でも忘れられません。他にも、酒を飲む機会が多く、あまり飲まない私にとっては、これも勉強になりました。また、他学部生と一緒の研修であったことも、非常に面白さを感じました。違うキャンパスに通う彼らとの生活は新鮮であり、刺激も受けました。今回の中国研修で、外国語の難しさを改めて実感しました。地図上では近い両国ですが、異なる文化と言語が存在しており、人間が言葉を使って会話をすることは当たり前のように感じていたが、国境を隔てた環境においてはものすごいことなのではないでしょうか。人の優しさを改めて知り、日本の素晴らしさも改めて知ることができた、非常に貴重な体験が得られた22日間でした。



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