国士舘大学_海外留学パンフレット2020
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02PreparationStudying abroad留学の準備このパンフレットを手にしたあなたは、少なからず海外に興味を抱き、留学について考えている方だと思います。留学とは、海外観光旅行とは異なり、苦労も経費も伴うものですが、その分自分に返ってくる財産は計り知れないものがあります。自分の将来を具体的に考え、留学がそれとどう結びつくかをよく考えてから、それに合致した計画・準備に取りかかりましょう。また、留学を含めて、定められた修学年数で卒業するために、本学での履修科目やカリキュラムも踏まえた学習計画を早期に立てておくことが重要です。留学の目的「留学したい」と思ったら、まず何のために留学するのか、どの国で何の勉強をしたいのか、自分の目的をはっきりと決めることが大切です。留学は漠然とどこかに行ってみたいと思っているだけでは、成果をあげられません。まず、以下の事項について考えてみてください。留学すれば語学ができるようになると考える人が多いと思いますが、多くの大学では出願時に一定の語学力とその証明書が必要となります。自分の語学力をまず知るために、1年次から検定試験など(P.37〜38参照)を受け、求められる語学レベルに達していなければ、結果を分析し弱点を把握したうえで、語学力を伸ばしましょう。英語圏への留学を希望する場合には、TOEFL-iBTやIELTSという試験の点数が求められます。日本と違う国で生活をするということは、日本での常識が通用しない場面に遭遇し、カルチャーショックを受けることもあるということです。出発前からその国の情報を収集し、理解するよう努めることは、海外での生活に適応するために大変役立ちます。まず、学内にいる各国の留学生と積極的に交流してください。また、大使館や外務省が出している情報(P.41参照)や、参考図書等を通して、留学したい国の教育制度や文化、社会、政治、経済、治安などの情報を事前に収集しましょう。留学するためにどのくらいの費用がかかるのか、事前に調べておくことも重要です。留学先の学費、家賃、現地の物価やその他必要経費を調べて大まかな費用を計算してみましょう。計算する時は留学先でアルバイトをすることを前提とした留学計画を立てないよう注意しましょう。なぜなら、基本的に留学生のアルバイトを禁止、制限している国が多いからです。経済的余裕がなければ安心して学業に専念することができません。また奨学金(P.39参照)に応募するという方法もありますが、奨学金は確実に受給できるわけではないので、あらかじめ留学前年度までに費用を用意しておくことが望ましいでしょう。また、費用については事前に保護者としっかり話し合いましょう。語学レベルを上げる留学先の知識費用を考える国際交流センターの活用国際交流センターには、海外留学に関する情報冊子、交換留学先大学・海外研修の資料等、あなたの留学に役立つ資料が揃っています(裏表紙参照)。また、国際交流センターホームページ(http://www.kokushikan.ac.jp/research/IC/index.html)にもたくさんの情報が掲載されています。まず、センターを活用してみてください。下調べをし、わからないことがあれば、世田谷・町田キャンパスで留学相談も受け付けていますので、気軽に問い合わせてください。

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