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2021年07月16日

東京2020大会に本学から出場の選手・ボランティア学生の皆さんへ~勇気と感動と希望を世界へ!~

 7月23日に開幕するオリンピック東京2020大会、8月24日に開幕するパラリンピック東京2020大会の開催にあたり、本学在学・卒業の選手7人の活躍と、大会を支えるボランティアとして参加する学生たちへ佐藤圭一学長から激励の言葉を贈ります。    

                 

 

勇気と感動と希望を世界へ!

 

 

 東京2020大会の開幕が間近となり、選手の皆さん、ボランティアに携わる学生の皆さんは悔いのない大会にするべく直前まで準備に余念がないことでしょう。

 選手の皆さんには、栄えある大会への代表となったことを心から祝福します。

 

 参加する選手たちにとって、オリンピック・パラリンピックとは、単に4年に一度の舞台ではありません。人生のすべてを捧げて血の滲むような努力の末に、一生に一度の、その一瞬に参加できる権利を勝ち取ったのです。選手たちの一途な姿は、私たちにコロナ禍で忘れかけていた希望と感動を再び呼び起こしてくれることでしょう。

 そして、大会を支えるボランティアの皆さんは、そうした選手たちが“一瞬”に集中できる環境を整え、サポートする重要な役割を担っています。

 

 コロナ禍は1年半を過ぎましたが、今なお、日本そして世界は惨憺たる状況にあります。そのような中でも、人々は“希望の光”を求めています。人は、希望と感動なくしては生きてはいけません。

 前回の東京オリンピック・パラリンピックは、今から57年前のことで、私は小学校3年生でした。子ども心にも、国の名誉を背負って戦う選手への畏敬と感動の気持ちで胸を熱くした記憶は、今でも鮮明です。

 昭和39(1964)年10月10日、オリンピック史上最多の94の国・地域が参加した開会式の入場では、アメリカ、ソビエトといった超大国に交じって、カメルーン、チャド、ニジェール、バミューダなどの初参加国が、国によって数人だけの参加でありながらも、何ら臆することなく、きらびやかな民族衣装を纏い、堂々と胸を張って、自国の旗をそして開催国・日本の国旗を振りながら行進しました。日本も大国・小国を分け隔てることなく、平等に接します。ここにオリンピック・パラリンピック精神とは何であるかを感じ取ることができました。

 

 選手の皆さんは「世紀の祭典」のひのき舞台に日本を代表して立ち、ボランティアの皆さんはその大会運営に携わります。これほど名誉なことはありません。精一杯頑張ってください。そしてお願いが2つあります。

 1つ目は、このパンデミックにあって、さまざまに心無い言葉を浴びながらも、万難を排して開催の実現に尽くされた関係者の皆様には敬意と感謝の気持ちを持っていただきたいということです。

 2つ目は、国士舘建学の精神「国を思い、世のため、人のために尽くす」を体現する“国士”であることを誇りとして、東京で開かれる2回目のオリンピック・パラリンピックに臨んでください。そして、この歴史的大イベントを胸に焼き付け、貴重な体験を“語り部”として、国民に、後輩たちに伝えてください。

 私たちは、皆さんの活躍を大いに期待しています。

 

 

                        令和3年7月16日                 

                            国士舘大学 学長 佐藤圭一

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