本学は4月8日、令和4年度入学式をパシフィコ横浜国立大ホール（横浜市）で午前と午後に分けて挙行し、3203人が入学しました。
 

午前の部では、政経学部、体育学部、経営学部および大学院政治学研究科、経済学研究科、スポーツ・システム研究科、救急システム研究科、経営学研究科、午後の部では、理工学部、法学部、文学部、21世紀アジア学部および大学院工学研究科、法学研究科、総合知的財産法学研究科、人文科学研究科、グローバルアジア研究科の新入生が、式典に臨みました。

 
国歌斉唱の後、佐藤圭一学長は式辞で、緊迫するロシアによる軍事侵攻について触れ、「自らの思考の枠を超えた事態に向き合うために、道理の下に物事の核心を見抜く軸足を持った教養人になってほしい」と述べ、それに応え得る本学の教育理念と教育指針を説きました。さらに、「書物に親しみ、教職員や仲間との語り合いを通して多様性と多面性を知る機会としてほしい」と充実した大学生活への期待を示しました。

大澤英雄理事長は祝辞で、大学での学びにまず必要なものは、ゆるぎない信念と自己責任を伴う覚悟を持つ「精神的な自立」とし、その上で「国士舘での出会いを大切にし、親友と呼べる生涯の宝物を見つけてほしい」と励ましの言葉を贈りました。

次いで、新入生代表による宣誓、在学生代表による歓迎の辞と続き、最後に列席者全員で国士舘舘歌を斉唱して閉会しました。

入学式終了後は、本学防災・救急救助総合研究所の山﨑登教授が、本学の目指す防災教育とその取り組みについての講演を、田原淳子学生部長が成年年齢引き下げに伴う注意喚起を行いました。

さらに、ブレイクダンスの世界大会で優勝した経営学部３年の佐藤匠さんが登場し、新入生を歓迎するダンスパフォーマンスで会場を沸かせました。

式は新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で父母の来場も可能とし、会場の様子をライブ中継するとともに、入学式当日の収録映像等は、以下のページで公開予定です（4月15日公開予定）。

【祝ご入学】令和4年度（2022年4月）新入生の皆様へ
https://www.kokushikan.ac.jp/event/entrance_ceremony.html