多摩市のオリンピック・パラリンピック推進事業の一環として、多摩市と本学が主催する「楽しく！美しい！ラジオ体操教室」キックオフイベントが５月26日、多摩市立総合体育館で実施され、午前・午後で延べ50人が参加しました。

　開催にあたり、多摩市オリンピック・パラリンピック準備室の齊藤義照室長が「２０２０年まで残り２年となった。多摩市では市民の皆さんと一緒に機運醸成を図りたいと思っており、国士舘大学と連携してさまざまな取り組みを行っている。本日は、その一環として90年の歴史があるラジオ体操を短時間だがマスターしてほしい」とあいさつしました。

　国民から広く親しまれているラジオ体操を正しく習得するという趣旨の本企画には、本学体育学部講師で新体操部男子の山田小太郎監督と本学ＯＢで現在は本学ジュニア新体操クラブの斉藤剛大コーチが指導しました。山田監督は、ラジオ体操の動きを一つ一つ丁寧に説明し、意識する部位や体操の効果を伝えました。イベントには、多摩市の若手職員から市内在住の高齢者まで幅広く参加し、笑顔をこぼしながら１時間の体操を行いました。

　参加者からは「ラジオ体操、されどラジオ体操。今後も動きを意識して体操したい」「身体の筋が伸びた気がする。気持ちが良かったし、身体がぽかぽかする」などの感想が聞かれました。