国士舘要覧 2017
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21国士舘要覧2017 教育■機械工学・電気工学・建設工学専攻(修士課程)■応用システム工学専攻(博士課程)研究科長 本田 康裕■グローバルアジア専攻(修士課程)■グローバルアジア研究専攻(博士課程)  研究科長 小口 和美世田谷町田現代社会は、日常生活のあらゆる場面が科学技術と密接なつながりを持っています。工学の領域においても各分野ごとに高度化が進み、より深い学識と専門的な技術・能力が求められています。本研究科はこうしたニーズに応えるため各専攻に研究分野の柱として今後必要な専門コースを設けました。修士課程においては科学技術社会を幅広く支える創造性豊かな技術者・研究者の養成を目指しています。博士課程では、科学的知識とそれを展開する能力を身につけ、独創性に富む高度な研究能力をもって社会に貢献できる人材の養成を図っています。グローバルアジア研究科は、グローバル化が進行するアジア地域を研究対象の中心とし、経済学・経営学・歴史学・日本語教育・地域文化・文化研究・考古学・文化遺産学など様々な学問領域との連携・融合を図りながら、総合的かつ先端的な研究を行っています。この総合的かつ先端的な視野・視点に基づき、修士課程ではアジアを中心に世界で活躍する実践的な人材の養成を、博士課程では先端的研究の専門家の養成を目指しています。本研究科は、21世紀アジア学部とアジア・日本研究センター、イラク古代文化研究所の学内3機関の連携のもとに教育・研究を進めています。科学技術社会を幅広く支える創造性豊かな高度職業人を養成アジアで活躍する高度職業人と先端研究の専門家を養成工学研究科■人文科学専攻(修士・博士課程)■教育学専攻(修士・博士課程)研究科長 鷲野 正明世田谷人文科学研究科は、本学文学部のカリキュラムを基本にしており、人文科学専攻と教育学専攻の2つのプログラムで構成されています。それぞれが人文科学の諸分野の研究を極めるべく、修士課程と博士課程を開設しています。人文科学専攻では「日本・東洋史学」「日本・東洋文学」「地理・地域論」などの分野を、教育学専攻では「教育学」「教職研究」などの分野が履修できるようになっています。修士課程では研究能力開発とともに時代の要請に応える高度な知見を身につけた職業人を養成し、博士課程では学識豊かな研究者を養成します。人文科学諸分野におけるより高度な研究能力を養成人文科学研究科■法学専攻(修士・博士課程)研究科長 森田 悦史世田谷現代社会は、社会経済環境の複雑化・情報化・国際化に伴い、特殊で複雑な分野横断型の法律問題が提起される機会が増大しています。本研究科は、基幹法コース、税法・ビジネス法コース、スポーツ法コースを設置し、研究者養成に加え、こうした問題に対応できるよう、時代の要請に応えて最新の法知識や交渉能力を備えた人材や、専門的な法理論や実務理論を研究して法的業務に従事する高度職業人を養成することを目指しています。また、すでに税務・登記・財産管理・家庭・少年問題などの法的職業従事者も社会人学生として積極的に受け入れ、より高度な法理論的な事務処理能力を身につけられるよう指導しています。より高度な法理論及び実務理論を研究・取得する法学研究科グローバルアジア研究科■総合知的財産法学専攻(修士課程)研究科長 飯田 昭夫世田谷急速な技術革新や企業活動のボーダーレス化に伴い、特許権侵害など知的財産紛争の件数は増加傾向にあります。本研究科は、こうした問題に対処できるように、独創的なアイデアなど成果物の権利を適切に保護したり、適正な権利の活用や新たな成果物を創造できる知的財産プロフェッショナルの養成を目指しています。知的財産分野を扱う大学院の多くが工学をベースにしていますが、本研究科は法学をベースにしています。「法学教育」を基礎に、知的財産を経営レベルでとらえるための「経営学」と知価を見いだすための「工学教育」を融合させています。知的財産の創造・保護・活用及び紛争処理能力を養成総合知的財産法学研究科

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