建学の精神教育理念教育指針こうがい学園章 全学の総意で決めた「楓」コミュニケーションマーク 地球を意味する円弧に歴史と将来への希望を表すエレメントが交差して、英文表記の「Kokushikan」のイニシャル「K」を象っています。多くの人間が集い、その文化や知識、技術が“活発に交流”し、活気に溢れた国士舘となるよう、社会に向かって開かれた学園、オープンでグローバルな学園のイメージを表現しています。カラーは真紅の楓にも由来し、“情熱”や“喜び”を表すオリジナルカラーの「国士舘レッド」です。1997( 平成 9 )年の創立 80 周年記念事業の一環として制定されました。「国士」現代的表現 国士舘が麻布笄町( 現在の南青山 )から、世田谷の松陰祠畔に移ったのは 1919( 大正 8 )年。その前年、国士舘創設の同人たちは揃って松陰神社に詣でています。激動の幕末期、思想家・教育者として峻烈な生きざまを貫き通した吉田松陰に寄せる彼らの崇敬の念は篤く、新生国士舘を松下村塾の系譜を継ぐ学塾に育て上げたいと請い願ったのです。社の境内には大和魂を表する桜樹と、松陰の熱き血潮を彩った楓の古木があります。国士舘高等部( 現在の大学の前身 )建学式の朝、創立者の柴田德次郎は、朝日を受けて真紅に映える楓を見て松陰の赤心に思いを致し、楓を校章にと胸中ひそかに意を決したといいます。1920 年の春に柴田は、その思いを国士学生会( 学生の自治組織 )に諮り、学生会もまたこれに賛同し、全学の総意によって、校章は「七生報国の士を象徴する七片の楓葉」と決まったのです。01 深く日本の将来を考え、国の常識に基づいて、世のため、人のために尽力する紳士・淑女、即ち「誠意・勤労・見識・気魄」の四徳目の涵養に努め、如何なる威武にあっても、如何なる誘惑にあっても、智力と胆力を持って、私心を棄て公のために資する、見識ある平衡を得た常識人・人格者を言う。 「物質文明」を統御する「精神教育」を重視し、「心身の修練」と「知徳の精進向上」を目指し、国家社会の将来を思い、世界の平和と国家社会の改革向上に貢献する人材、即ち「国を思い、世のため、人のために尽くせる人材『国士』の養成」を目指す。日本の将来を担う、国家の柱石たるべき眞智識者「国士」を養成する「国士」養成のため、四徳目「誠意・勤労・見識・気魄」を兼ね備える教育を行う。「誠意」とは、真心と慈悲の心で、世のため、人のために尽くすこと「勤労」とは、向上心を持って、誠実に仕事をすること「見識」とは、道理のもと、物事を見抜く力をもつこと「気魄」とは、信念と責任を持って強い心でやり通す力のこと四徳目を備えるには、不断の「読書・体験・反省」を実践し「思索」すること。「読書」とは、善き書物に学び、世の中や自然界の真を理解すること「体験」とは、智恵を持って善悪を判断し、善なる判断を実行すること「反省」とは、何事も行った後、その行為を省みること「思索」とは、省みた内容を検討し、次なる目標を立案すること「建学の精神」現代的表現目 次06 TOPICS07 FUTURE VISION14 組織 世田谷キャンパス 町田キャンパス 多摩キャンパス 国士舘楓の杜キャンパス 多摩南野キャンパス18 創立者19 年表2025 国士舘要覧 02 - 03 ごあいさつ 04 - 05 データで見る国士舘 08 - 13 データファイル 2025 08 - 09 基礎データ 10 - 11 国際交流 / 就職実績 12 - 13 研究実績 / 財務状況 15 - 17 キャンパス・施設概要 18 - 21 歴史 20 - 21 設置学校の変遷CONTENTS
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