国士舘要覧 2019
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 国士舘要覧2019▶第2次中長期事業計画を公表学校法人国士舘は2019年6月に第1次中長期事業計画を継承した第2次中長期事業計画を公表しました。本計画は、2020年度~2024年度において、学園がさらなる発展を遂げていくために、本学が5年間で取り組むべき課題と、それを実現するための目標と施策を示すものです。▶彬子女王殿下に名誉博士学位贈呈2018年4月より本学大学院人文科学研究科の客員教授であられる三笠宮家の彬子女王殿下に対し、これまでの研究と実践の両面での功績をたたえ、国士舘大学名誉博士学位(第12号)を贈呈しました。贈呈式は同年10月に国士舘大講堂で挙行し、その翌日には彬子女王殿下による「日本文化を未来に伝えるために」と題した特別講義を行いました。▶体育学部創設60周年2018年に体育学部が創設60周年を迎え、記念事業としてアテネオリンピック金メダリストの室伏広治氏による記念講演会や『体育学部60周年記念誌』の刊行など各種記念事業を実施しました。▶国士舘楓の杜キャンパス整備着手町田市野津田の新キャンパス「国士舘楓の杜キャンパス」のグラウンド整備工事の起工式が2018年11月に執り行われました。グラウンドは、JFA(日本サッカー協会)公認の施設として整備し、主に高校・中学のサッカー場として使用される予定です。そのほか学園をあげて取り組む防災教育の実習場として整備する計画が進められており2020年に竣工する予定です。▶各種協定締結多摩市と多摩市内6大学が連携協定締結2019年1月、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、多摩市と本学を含む多摩市内6大学(大妻女子、恵泉女学園、多摩、国士舘、桜美林、東京医療学院)が連携協定を締結しました。本連携協定は気運を高めるイベントの開催やボランティアを担うなど各大学の学生が協力して地域の応援体制を整える取り組みを推進します。トピックス世田谷および北沢警察署と協定締結 2019年1月、学校法人国士舘と警視庁世田谷警察署および北沢警察署は、災害時における「学生・語学支援ボランティアの育成等に関する協定」を締結しました。大規模災害発生直後から自らの意志でボランティアとして活動できる学生を育成するとともに、若い力を活用した新たな防災力として地域に貢献できる体制を構築することを目指します。明治国際医療大学と協定締結 国士舘大学と明治国際医療大学(京都府)は2018年7月、相互の連携・協力により教育研究の発展と防災教育を通じた社会貢献活動などを推進することを目的とし「国士舘大学と明治国際医療大学との連携に関する包括協定」を締結しました。今後は学術交流や教職員の研修、単位互換、防災教育の推進などに取り組むことで、教育研究活動の充実や学生教育の質的向上、教職員の資質向上を図ります。▶各種事業採択スポーツ庁の公募事業に採択 2018年7月、学校法人国士舘はスポーツ庁の公募事業「大学横断的かつ競技横断的統括組織(日本版NCAA)創設事業(大学スポーツ振興の推進)」に選定されました。これを受け同年10月に「国士舘スポーツプロモーションセンター」を設置し、さらに2019年3月にはスポーツ庁に設立された大学スポーツ協会(UNIVAS)に加盟しました。今後は本学をはじめとする大学スポーツ環境の一層の向上に取り組みます。平成30年度私立大学等改革総合支援事業に採択 世田谷区内の6大学(国士舘、駒澤、昭和女子、成城、東京都市、東京農業)と世田谷区、区内産業界の3者が連携する「世田谷プラットフォーム」が文部科学省の補助事業「平成30年度私立大学等改革総合支援事業」において、タイプ5「プラットフォーム形成」(発展型)に選定されました。今後は関係機関と連携のうえ、中長期計画ロードマップを推進し、引き続き地域社会への貢献に努めます。▶ 格付評価は昨年に続き「AA-」/「安定的」を取得 学校法人国士舘は、2019年4月、株式会社日本格付研究所(JCR)より、 年々厳しくなる環境の中で、昨年に引き続き長期発行体格付で「AA-(ダブルAマイナス)」の格付けを取得するとともに、格付けの見通しは「安定的」との結果を得ました。 この「AA-」は、10等級ある格付けの上から2番目(AAレンジ)に位置し、「引き続き、底堅い基本金組入前当年度収支差額を確保できると想定している」と評価されています。

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