在政経学部体育学部理工学部法学部文学部21世紀アジア学部経営学部21世紀アジア学部の教員・ゼミ紹介は、QRコードから参照してください。アジア語圏、英語圏の国での語学研修やインターンシップなど、海外での活動を行う「海外研修」を必修科目としています。期間は、約1ヵ月、半年、1年など、皆さんの希望に合わせて選択できます。資格や語学等の検定を取得する為の講座を用意しています。その資格の取得ができると成果を単位として評価します。資格・検定を取得して社会に出る前の武器にしましょう。一つの専門分野にとどまらず、社会人基礎力、語学能力、マナー、日本の伝統や異文化に対する理解まで身に付けられます。多数の留学生が在籍する環境も総合コミュニケーション能力を高めます。21世紀アジア学部は一つの学科で構成されていますが、履修の目安として、2年次に自分の興味や目標に合わせて、スポーツ・文化コース、日本・アジア地域コース、ビジネスコースから選択して学びます。学中に硬式野球部でマネージャーを務めた経験と、独学で磨いた英語力を活かし、プロ野球の阪神タイガースで、外国人選手の通訳を務めています。日々の通訳業務は全体の2割程度で、選手や家族の日常サポートが大きな比重を占めます。マネージャーとして培った“人をよく見てケアをする”という長所を活かし、選手と二人三脚で歩んでいます。シーズン中、不振で葛藤してきた選手が、日本シリーズで活躍し日本一に貢献した姿を見たときは、我が事のようにうれしく思いました。通訳としての英語力は、本学部の充実したカリキュラムに加え、独学で中学文法から学び直すことで養いました。在学中に身に付けた、国も文化も異なる中での円滑なコミュニケーションに不可欠な客観的な視点は、“自分の常識だけで判断せず、選手の言葉や行動の背景に思いを巡らせる”という仕事観の軸となっています。さらに、異国の地で語学習得に打ち込む留学生の友人の姿や、アメリカへの「海外研修」で、生きた英語や異文化に触れた体験は、英語の勉学に打ち込むための大きな刺激となりました。文武両道を叶える環境が整った21世紀アジア学部での4年間は、すべてが未来に直結しています。株式会社阪神タイガース「海外研修」が必修科目キャリア・資格取得支援分野横断型カリキュラム3コース制中西 等々世界に飛び出し現地で学ぶ学生の自主性を評価21世紀アジア学部 21世紀アジア学科 2018年度卒業宮崎県私立日南学園高等学校 出身球団本部 チーム運営部 通訳社会人基礎力から異文化理解まで興味関心や将来に応じて選択©阪神タイガース学びのポイント在学中に身に付けた“客観的視点”。外国人選手の気持ちに思いを巡らせ、通訳として二人三脚で試合に挑んでいます。57
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