コースの特長遺跡や古文書から歴史をひもとき、現代の視点から解明する。考古・日本史学コースMAJORJAPANESEISTORYARCHAEOLOGYANDINH 佐藤 美桜里神奈川県横浜市立金沢高等学校 出身中学校・高校の教員免許や、公務員、学芸員の資格取得を目指す学生が多くいます。また、教育委員会などで埋蔵文化財などの発掘や研究に携わったり、博物館などの学芸員、民間企業への就職など進路は多岐にわたります。グローバルな視点で歴史を考えられるように、外国史の教員も揃っています。また、ジェンダー論、国際交流、文化、地域社会など多角的なテーマを扱うカリキュラムもあります。先人たちの営みを遺跡や遺物によって解明する「考古学」、古文書や古記録を読み解くことで日本史をリアルに解き明かす「日本史学」。古いものに埋もれず、現代の私たちを見つめ直しながら解明する学問です。DATA□世田谷キャンパス在籍学生数 : 511名 男子 : 380名 女子 : 131名体験学習を重視し、1年次から発掘調査を行う「考古学実習」、本物の古文書に触れる「史料学実習」などの実践的な体験学習を設け、歴史的な背景などを実感しながら深く理解します。1年次から実践的な体験学習を実施し、貴重な古文書や遺物などに直に接することで歴史を深く理解することができます。3年次からは少人数ゼミナールで学ぶことで、専門的な探究をより深めていきます。1年次の「日本歴史」「外国史」で通史を学び、2年次の「○○史・資料を読む」で、それぞれの時代特有の多様な史・資料に触れます。3年次よりゼミに分かれ、各自のテーマを深めていきます。STUDENTʼS VOICE本コースでは、自分がイメージしていた日本史の枠を超えた、民俗学やジェンダー論など、さまざまな角度から歴史を学べる点に魅力を感じました。歴史学では自分の意見を裏付ける史料や論文が必要となり苦労することもありますが、史料の読解を繰り返す中で、史料を深く読み取り、多角的な角度から物事の本質を探究する姿勢が養われ、人生の指針にもなりました。学ぶことの面白さを多くの人にも知っていただきたいと考え、博物館学芸員、図書館司書、学校司書の資格取得を目指し勉強に打ち込む日々です。考古学・日本史学ってなに?1年次からの実践的な体験学習どんなことを学ぶの?専門性をより深める自身が感じた「学問の面白さ」を多くの人に伝えたい。将来を見据えて、資格取得を目指しています。どんな将来が待っている?文学部 / 史学地理学科多角的な視点を歴史から学ぶ50
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