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2022年07月20日

第27回FDシンポジウム「ハラスメントのないキャンパスを目指して」をオンラインで開催しました

7月16日、本学FD委員会が主催する第27回FDシンポジウムがオンラインで開催し、教職員や大学院生(博士課程)を対象に147人が参加しました。

今回は、「ハラスメントのないキャンパスを目指して」をテーマに、多様な学生が在籍していることを踏まえ、授業や指導の中で気をつけなければならない言動などについて情報共有を図ることを目的として、2部構成で開催しました。

 

第1部では「アカデミック・ハラスメント」について、まず法学部特任教授で学長室の入澤充室長代行が本シンポジウムのテーマでもある「ハラスメントのないキャンパスを目指して」と題し、講演を行いました。入澤室長代行は、本学におけるハラスメント防止策について紹介した後、ハラスメントの基本的理解や定義、影響について説き、「学生と対等な関係を保つことが大切」と強調しました。

つづいて、文学部の郡司菜津美准教授が「性の多様性(SOGI・LGBT)」について講演し、現在は性的マイノリティを表す言葉である「LGBT」ではなく、多数派も含めたすべての人が持つ属性として「SOGI(性的指向・性自認)」という性的指向と性自認を尊重するために作られた言葉が用いられていると紹介しました。さらに郡司准教授は、異なる他者との関わり方について「逃避」と「対話」があるといい、具体的な事例を通した「対話」の仕方について、チャットを利用し参加者らと情報交換を行いました。最後に「“否定しない”“対話する”“傷つけない”ということを念頭におくことがハラスメント防止につながる」と話し、誰も傷つかない対人環境づくりの大切さを説きました。

 

第2部では「匿名!チャットdeしゃべり場」と題し、参加者はラジオのリスナーのように匿名でチャットにコメントや質問を投稿し、寄せられた話題をラジオDJ役が読み上げコメントしていくという新たな試みで実施しました。

ラジオDJ役は、第1部の講演者である入澤室長代行と郡司准教授の2人が担当し、事前に用意したトークテーマに沿って、参加者から寄せられたたくさんのコメントや質問などについて取り上げました。中には、学生の呼び方に関する質問や悩みもありDJが参加者らに話題を振ると、チャットを通して多くの経験談やアドバイスが寄せられ、貴重な意見交換の機会となりました。最後に、教職員に対するハラスメントに話が及ぶと、DJを務めた2人から「困ったことがあればキャンパス・ハラスメント相談員へ積極的に相談してほしい」と呼びかけました。

 

閉会にあたり、本学文学部教授でFD委員会委員長の長谷川均副学長は「ハラスメントに対する取り組みは継続することが大切。地道に取り組み続けていきたい」とあいさつし、シンポジウムを締めくくりました。


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