国士舘要覧 2014
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16 国士舘要覧2014大学院時代に応える高度な知識と技術を備えた人材を育成。専門的研究をサポートできる環境を備えた10の研究科で、あらゆる研究分野の学生を受け入れる体制を整備しています。■政治学専攻(修士・博士課程)研究科長 佐藤 圭一■スポーツ・システム専攻(修士・博士課程)研究科長 角田 直也■経済学専攻(修士・博士課程)研究科長 藤本 公明■救急救命システム専攻(修士・博士課程)■救急救命システム専攻(修士課程/1年コース) 研究科長 島崎 修次■経営学専攻(修士・博士課程)研究科長 町田 耕一世田谷多摩世田谷多摩世田谷半世紀近い歴史を有する本学で最初に開設された研究科です。正統派アカデミズムの伝統を守り、理論的な分析力とその応用力の育成を目的として、憲法、政治理論、地方行政から国際関係など、政治に関する主要分野を網羅しています。また、アメリカやアジア・中近東を取り巻く政治環境をテーマにした地域研究にも積極的に取り組み、グローバル化時代を意識した多彩なカリキュラムを用意し、より高度な識見を備えた研究者・教育者と専門的職業人の養成に努めています。本研究科は、社会人や留学生も積極的に受け入れており、国際的な交流の場ともなっています。「スポーツ教育コース」と「スポーツ科学コース」を設置しています。競技スポーツから生涯スポーツまで多種多様なスポーツ事象を研究対象としており、各自の興味・関心に沿った研究・学習が可能です。日本のみならず、世界各国・地域が抱えるスポーツ教育、学術に関する諸問題をシステム的に捉え、それを解決できる高度職業人と専門能力を有する学識豊かな研究者を養成しています。さらにコーチングの高度な技術や知識を有した人材及び教育、学術など、現代社会が求める体育・スポーツの専門職業人として活躍することができる人材の養成を目指していきます。「社会に貢献できる経済分野の専門家の育成」という理念のもとに、在籍者の専門的能力の育成に努めています。修士課程では経済学修士の学位の取得に必要な専門能力の育成及び税理士などの国家資格の取得を目標としています。また博士課程では、経済学博士の学位の取得を目標として、その実現に必要なカリキュラム・科目を充実させています。歴史、理論、政策という経済学の3分野を重点的に研究できるようにカリキュラムを編成しつつ、実務的な分野をも意識した編成となっています。税理士界で活躍する修了生を多数輩出しています。本研究科は博士課程に救急救命システム専攻、修士課程に救急救命システム専攻と救急救命システム専攻(1年コース)を設けています。病院前救急医療を学問体系化して世界に通じる医療従事者を養成すること、救急救命士を教育するための実技スキルや医学的知識などを身につけること、救急医療分野を支える専門性の高い職業人を養成することを目標として世界に先がけて2010年に開設されました。本研究科は、病院前救急医療体制における多種多様な事象を研究対象とし、救急救命要請の多様化に対応すべく、あらゆるフィールドで活躍する救急救命士のスキルアップや医学的知識の再構築に努めています。現代はヒト、モノ、カネ、情報・知識といった経営資源をグローバルに活用してビジネスを展開する時代です。本研究科は、この時代を生き抜くための幅広い視野や教養を備え、柔軟で豊かな発想力を持って、新しいビジネスや組織をダイナミックに構想できる人材の養成を目指しています。具体的には、学部教育の延長線上に修士課程を位置づけ、専門的な知識の習得を図っています。さらには、資格取得を視野に入れ、幅広くビジネス分野で活躍できる有為な人材の養成にも努めています。そのため、本研究科には社会人やアジア諸国からの留学生も多数在籍しています。政治に関する高度な専門知識を実務に生かす人材の養成現代社会が求める体育・スポーツの専門職業人を養成歴史、理論、政策の研究とともに実務的な分野も重視世界に通じる病院前救急医療従事者を養成新しいビジネスや組織をダイナミックに構想できる人材を育成政治学研究科スポーツ・システム研究科経済学研究科救急システム研究科経営学研究科

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