Q1国士舘の職員を志した理由は?
私は、学生の成長を支えるという仕事に強く魅力を感じ、大学職員を志望するようになりました。特に国士舘の、社会に貢献できる人材を育成しようとする建学の精神に共感したこと、そして東京という大きなフィールドで 12,000 人を超える学生を抱える大規模大学だからこそ、多様な学生のサポートに関わる機会がある点に惹かれ、国士舘の職員を志しました。 大学は、高校までの学びや経験をもとに専門性を深め、自由度の高い環境の中で自分と向き合い成長できる場所だと感じています。私はもともと引っ込み思案で人前で話すことが苦手でしたが、大学でのグループワークやゼミ発表を通して少しずつ自信を持てるようになりました。特に、担当テーマの発表で準備した内容がきちんと伝わったと実感できたことが大きな転機です。こうした経験を通して、人前でも落ち着いて話せるようになり、自分でも成長できたと感じています。この学びがあったからこそ、今度は私が学生の挑戦や成長を支える立場になりたいと思うようになりました。
Q2現在、担当している業務を教えてください。
私が所属する入試部入学課には、入試の実施と学生募集という大きく二つの業務があります。私はその中でも主に、学生募集に関わる仕事を担当しています。学生募集では、受験生からの質問や進路相談に応じる機会が多く、高校での進路ガイダンスや、全国で開催される受験生対象の個別相談会など、キャンパスの外で活動する場面がよくあります。相談に訪れる受験生は、将来への不安や進路の悩みを抱えていることが多いため、「相談してよかった」と思ってもらえるように、少しでも進路選びの助けになれる存在でありたいという思いで日々取り組んでいます。また、年齢が近いからこそ共感しやすい部分もある一方で、新たな視点に気づかされることも多く、私自身の学びにもつながっています。受験生一人ひとりに寄り添えるよう、大学の制度や特徴を理解することに加え、どのように伝えればより届くのか、話し方や説明の工夫も心がけています。
Q3業務のやりがいや配属部署の魅力について教えてください。
私は他大学から国士舘に入職しましたが、業務を通して大学の魅力をより深く知ることができました。受験生に国士舘の良さを伝えるためには、大学の特徴や強みを理解するだけでなく、他大学の動向や社会情勢、高校生のトレンドなど、外部環境を幅広く把握することも欠かせません。その過程で、パンフレットやウェブでは得られない新たな魅力や気づきを発見できることも、この仕事ならではの楽しさの一つです。さらに、オープンキャンパスなどのイベントを通して高校生や保護者、先生方など多くの方と出会えることも魅力です。様々な高校に足を運んだり、時には関東以外の地域へ出張したりと行動範囲が広く、一年目から説明会や個別相談を任せてもらえることも、大きなやりがいにつながっています。
Q4大学職員を受けるにあたり、どんな準備をしましたか。
全国にはたくさんの大学があるため、自分のやりたいことや価値観に合う大学を見つけるべく、まずはさまざまな大学を調べました。大学の理念や時代の変化への向き合い方、注力している取り組みなどを各大学のホームページで確認し、自分がその大学で働くイメージを具体的に持てるように準備を進めました。そうした情報収集を通して、志望理由を自分の言葉でしっかり伝えられるようになったと感じています。また、自己分析にも時間をかけました。自分が何をしたいのか、これまでどのような経験をしてきたのかを改めて整理することで、面接で聞かれるさまざまな質問にも落ち着いて答えられるようになりました。こうした準備がエントリーシート作成や面接対策にも大きく役立ちました。
Q5国士舘の好きなところを教えてください。
国士舘は、自分の将来の目標をしっかり定めて、努力できる学生が多いところが魅力です。実際に在学生と接していると、警察官や消防官、学校の教員を目指す人が多く、まさに本学の建学の精神である「世のため、人のためにつくせる人材『国士』」を体現したような学生が多いと感じています。また、オープンキャンパスや学園祭などの学校行事にも積極的に参加する学生が多く、大学全体が活気に溢れているところにも大きな魅力を感じています。
Schedule一日のスケジュール
- 8:30
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出勤
- 9:00
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課内ミーティング
- 9:30
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メールへの返信
- 10:00
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受験生向けサイトの校正
- 11:00
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見学者への個別相談対応
- 12:00
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大学案内などの資料発送作業
- 13:00
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お昼休憩(1時間)
- 14:00
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オープンキャンパス企画会議
- 16:00
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出願書類の確認
- 17:00
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退勤
My day off休日の過ごし方
休日は、仕事への活力を保つために、意識的にリフレッシュするようにしています。神社巡りや美味しいものを食べに出かけたり、旅行に行ったりと、心身ともにリラックスできる時間を大切にしています。平日と休日のメリハリをしっかりつけたいので、休日は自分のやりたいことを思いきり楽しむようにしています。

