職員の声アスリートの視点で発信する学園の魅力

Q1国士舘の職員を志した理由は?

大学・大学院でお世話になった教員の方からお話を伺ったことをきっかけに、大学職員という職業を知り、興味を持ちました。振り返ると、学生時代には教職員の皆さんに支えられ、常に温かいサポートを受けていたことを実感します。今度は「支えてもらう立場」から「支える立場」へとなり、学生に寄り添う存在になりたいと考え、大学職員、そして国士舘を志望しました。
私は学生時代、アーティスティックスイミングという競技に取り組んでおりましたが、合宿や大会から戻ると教職員の方々が学内で温かく迎えてくださり、大会へは力強く送り出してくださった経験が心に残っています。学生を取り巻く環境がこのように温かいものであれば、一人ひとりが安心して大学生活を送り、大きな支えを感じながら学びに専念できるのだと実感したので、そのような環境を提供していきたいです。

Q2現在、担当している業務を教えてください。

大学ホームページの運営を担当しています。大学サイトは約3年をかけて改修を進め、2025年6月にフルリニューアルを完了しました。現在は、中学・高校・法人・大学を含む全学園サイトの運営に携わるとともに、取材や記事制作を通じて、学園の魅力を多様なコンテンツで発信できるよう取り組んでいます。さらに、効率的な運用を目指し、新しい施策の立案・実施も並行して進めています。
ホームページの業務を担当するようになった当初はリニューアルの準備段階にあたり、右も左も分からない状態で大きな不安もありましたが、前任の方がしっかりと基盤を築いてくださっていたおかげで、業務を引き継ぎつつ着実に前へ進めることができました。今後もユーザビリティ向上に努めていきたいです。

Q3業務のやりがいや配属部署の魅力について教えてください。

デスクワークにとどまらず、自分の足でさまざまなイベントを取材できるところです。学園全体や各学部の取り組みを直接取材することで、全体の動きを把握できるだけでなく、授業や講演会の取材では学生と一緒に学び直すような感覚があり、大きな刺激を受けています。また、学生や教員へのインタビューを通じて、その人の考え方や価値観を伺うことができるため、自分自身の視野を広げる学びにもつながっています。それぞれの現場で得た気付きを自身の業務に還元できることもひとつの魅力だと思っています。
また、形あるものを残せる点も大きな魅力です。ポスターや記事、大学新聞など、自分たちが制作したものが実際に展開され、多くの人の目に触れることは大きなやりがいとなっています。私自身、何かを創造することが好きなので、デザインしたポスターや制作したコンテンツが形になり発信されていくことにやりがいを感じており、「このポスターいいね!」「記事を書いてくれてありがとう」と教職員の方から声をかけていただけることが、日々の励みになっています。

Q4職場環境はどんな雰囲気ですか。

職員の皆さんが親切で、コミュニケーションを取りやすい環境です。そのため、他部署との連携も比較的スムーズで、日常業務を円滑に進められることが大きな特徴だと思います。また、私の所属する広報課では、新しい取り組みを拒まずに挑戦させてくださる上司や職員がいるため、ルーティーン業務だけにとらわれずに業務内容を更新していける環境があります。新しい一歩を踏み出すことは勇気のいることですが、最初のハードルを下げてくださるので非常に提案がしやすく、何事も挑戦できる環境にありがたみを感じています。
課内の風通しもよく、困ったときやわからないことがあった際にすぐに相談できるため、不安を抱えたまま業務に取り組みことも少なく、スムーズに仕事を進行できていると感じています。

Q5国士舘の好きなところを教えてください。

「何かのため、誰かのために尽くす姿勢」を大切にしているところです。本学では、地域と連携したイベントやスポーツ大会での救護活動、災害ボランティアなどを通じて、人や社会に貢献する活動が数多く行われており、多くの学生や教職員が主体的に参加しています。こうした活動を自ら率先して行う姿勢は、とても素晴らしく誰にでもできることではないと感じています。
私自身の経験としては、令和6年1月の能登半島地震発災後に、指導するアーティスティックスイミング部でチャリティーショーの開催を企画し、関係部署に相談しにいきました。発災からわずか1か月という短い準備期間の中でも、職員の皆さんが「できることはやろう」と協力してくださり、開催に向けてともに調整を進めてくださいました。その結果、無事にイベントが開催され、集まった義援金を被災地へ寄付することができ、この経験を通じて、国士舘には「誰かのために行動する姿勢」を持ち続ける人が数多くいることを改めて実感しました。

Schedule

8:50

出勤

9:00

始業 課内ミーティング

9:15

メール整理

10:00

ホームページの更新・修正作業

11:00

外部企業とオンラインミーティング

12:00

お昼休み(1時間)

13:00

ホームページ掲載記事作成/更新・修正作業

14:30

取材のため多摩キャンパスに移動

15:30

国士舘アスリートにインタビュー&撮影

17:00

退勤

My day off

休日は、友人とスポーツやアウトドアを楽しんで、アクティブに過ごすことが多いです。長期休暇には国内外を旅行し、心身をリフレッシュするとともに、各地の文化に触れることで多くの学びと刺激を得ています。
また、今年度からは英語を学びたいと考え、毎週英会話にも通っています。まだ初歩的なレベルではありますが、将来的には英語でスムーズにコミュニケーションが取れるよう、現在も学習を続けています。
学生時代は競技に全力を注いでいた分、社会人になった今は「やりたかったこと・学びたかったことに全力で取り組もう」と決めています。本学には、社会人になってからも新しいことに挑戦できる環境が整っており、そのおかげで仕事とプライベートの両面でメリハリをつけながら、充実した日々を送ることができています。

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