POINTPOINTPOINTPOINTPOINTPOINT経済政策が地域課題やSDGsに対して、どの程度貢献できるかについて、グループワークで意見を出し合い、報告と議論が交わされます。活動を通じて主体性や発想力が高められる環境だと思います。私は将来、中学・高等学校の教員を目指しているため、表現力や指導方法、講義設計の工夫などが参考になっています。また、それ以外にも大学祭への出店や学外研修の実施など、ゼミ生同士の交流や思い出づくりの機会が多いゼミだと思います。ゼミ生には単なる専門知識の修得だけではなく、直面している社会課題や学んだ諸理論が、社会や個人にどのような関わりや影響を与えているのかについて、常に当事者意識を抱いてほしいと思っています。これは国士舘大学が掲げる教育理念の一つ「誠意」、つまり世のため人のために尽くすことに通じると信じてやまないからです。また、常に自らが出した回答に対して自問自答を繰り返し、それをゼミ生間で共有することで、お互いに価値判断を養ってほしいと思います。この永冨先生のゼミナールでは、他のゼミナールとは違い、決められたことを先生に言われた通り学ぶのではなく、各自が興味のあることを研究していくという内容になっています。永冨先生は私たちの自主性をとても大切にしています。自分が興味のある物事を研究することで、自主性を育むことができます。また、他のゼミ生と自分の調べていることを発表し合うことで、どうしたらうまく人に伝えられるかを考えられるようになる力を伸ばせると思います。学問を深く学ぶことで何が見え、どんな力がつき、何に生かせるか、その答えを自らつかむ。それがこのゼミの狙いです。このゼミでは、学生自身が本当にやりたいこと、興味・関心のあるテーマを見つけて、それをじっくり深めていくことを大切にしています。https://www.kokushikan.ac.jp/faculty/pse/seminar_labo/16多様性に富んだ研究テーマ発信力とコミュニケーション力の形成興味・関心のさらなる拡大専門知識の修得に留めない自問自答の先に各自の価値判断を養う学生同士の協調と尊重政経学部 経済学科 教授永冨 隆司政経学部 経済学科 准教授柴田 怜政経学部のその他の研究室・ゼミについて詳しくはこちらをご覧ください▶010203010203柴田ゼミ「テーマ:経済政策と社会課題」「テーマ:マクロ経済学」永冨ゼミ経済政策の実現可能性を、矛盾なく考える。経済学という学問的な視座から深く考える。
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