政経学部紹介パンフレット
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東京都ワークショップ担当者の具体的な取り組みを知ることができ、食品ロスに対する興味が一層深まりました。また、飲食業や小売業など、異なる視点からの情報を得ることで、新しい発見が多くありました。他ゼミや東京都の方々の意見を聞くことで自分の視野が広がり、コミュニケーション能力も大きく向上したと思います。これらの経験を通じて食品ロスに対する意識と問題解決のための思考力が養われ、今後の学びや社会貢献に大いに役立つと感じました。東京都の職員の方とフードロス問題を取り組むうえで、私は飲食店経営者の目線から解決策を考えました。経営者の目線から解決策を考えると、フードロスが発生することで、経費や売上に影響が出るという新たな問題が発生します。普段、消費者側の私としては、このような取り組みを行わなければ気づくことができなかったと思います。この活動を経て、目に見えている問題そのものに着目するだけではなく、そのモノの背景も考えるという考察力を得ることができました。社会問題は根深く、一つの政策提言では改善できません。食品ロスを改善するには少子高齢化やICTの活用など、他の領域との繋がりや知識も必要であることを理解しました。また、政策に携わる東京都政策企画局の担当者から鋭い指摘や、得難い助言を得ました。このような機会は滅多にないので、積極的な質疑やコミュニケーションを図る必要があると痛感しました。ゼミナールでは価値観の相違を前提に、互いに尊重できる環境が魅力的です。12赤石ゼミ・経済学科2年 H.A.さん佐藤恵ゼミ・経済学科2年 N.S.さん参加した学生の声参加した学生の声柴田怜ゼミ・経済学科2年 M.Y.さん参加した学生の声テーマは「未来の東京」。都内各所から多くの大学生たちが集い、2050年代の東京都について議論するワークショップです。社会課題を解決するアイデアや叶えたい夢を語り合い、これからの都市のあり方を考えました。本企画で生まれたアイデアは、自治体が新たな戦略を策定するために活用されることになっています。会連携で「生きた学問」に触れる。

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