2021年02月05日
学生優秀作品公開設計講評会「第46回スーパージュリー」を開催しました
理工学部理工学科建築学系は1月30日、「第46回スーパージュリー」を世田谷キャンパスのメイプルセンチュリーホール1階大教室で開催しました。スーパージュリーとは、設計の授業で製作された作品のうち優秀者の作品について、学外から建築家ゲストを招いて講評していただく設計講評会のことで、年2回開催しています。
今回は学部2・3年生の作品と4年生の卒業制作の合わせて16点の作品について、学生らがそれぞれ発表しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、その他学生はZoomでの参加となりましたが、建築学系の学生約50人が発表や講評を熱心に聴講しました。
建築課題テーマは、学部2年生が「国士舘大学芸術学部クリエイターズセンター」、3年生は「目黒駅前の再開発、舞台芸術空間を含む複合ビルと周辺広場の設計」とし、4年生は卒業設計をそれぞれ模型や図面を用いて説明しました。
各発表が終わるごとに公開講評が実施され、今回のゲスト審査員である平野利樹氏、岸本達也氏、寺本健一氏、バラシュ・ボグナー氏の4人の建築家から、プロの視点でさまざまな意見が述べられました。
講評では「やさしく空間を包み込むようで魅力的」「まわりのことも考慮された優秀な設計」などの評価があった一方で、「おもしろいけど現実的ではない」「コンセプトをもっと打ち出せるといい」といった指摘もあり、熱気あふれる講評会となりました。
- あいさつする理工学部・国広ジョージ健彦教授
- 図面や模型を使ってプレゼンテーションをする学生
- 学生の発表について講評するゲスト審査員
- 作品を囲み活発な議論が交わされた
- 審査員のアドバイスを聞く学生
- ZOOM配信の様子