2023年02月14日
学生の建築作品講評会「第50回スーパージュリー」を開催しました
理工学部の建築学系は2月9日、「第50回スーパージュリー」を世田谷キャンパスのメイプルセンチュリーホール1階大教室で開催しました。
スーパージュリーとは、設計の授業で作成された作品のうち、優秀者の作品について学外から建築家のゲストを招き、講評していただく学生優秀作品公開設計評価会のことで、年に2回開催されています。
当日は、事前の選考で選出された大学院修士1年生と学部2・3・4年生の合わせて18人が、各学年に与えられた課題をもとに制作した作品についてそれぞれ発表し、一人ずつ講評を受けました。
建築課題は、学部2年生が「都市型共同住宅と店舗からなる、複合施設」、3年生が「芝浦のアートインキュベーションセンター:カンファレンスホールを含む複合ビル」、4年生は卒業設計、修士1年生は「居住環境単位」とし、それぞれ模型や図面を用いて説明しました。
ゲスト審査員は入江徹氏、樫原徹氏、工藤浩平氏、杉浦久子氏の4人の建築家。各発表が終わるごとに学生らにむけて、専門家からの視点で次々と講評が述べられました。講評では、設計テーマの意図を聞き、街や人への観点を具体的にアドバイスするなど、会場は緊張感と熱気にあふれていました。一人が発表を終えるごとに、次々と質問や講評が述べられると、学生らは時折、言葉に詰まりながらも懸命に設計根拠やデザインの趣旨などを受け答えていました。
- 作成した図面やプレゼンボードを使って発表する学生
- 学生の発表を聞くゲスト審査員
- 作品を囲み活発な議論が交わされた
- 審査員のアドバイスを受ける学生
- 最後には発表者に審査員から記念品が授与された
- 総評を述べる大井鉄也准教授
- 発表に使用された作品模型の数々