政経学部

　今日、デモクラシー（民主政、民主主義）は、さまざまな政治行動や政治的意図を正当化する理念として、政治体制や信条の違いを超えて、広く通用しています。「民意」は尊重されて然るべきであり、「民意」を蔑ろにする為政者には厳しい批判が向けられます。現代に生きるわれわれにとって、デモクラシーは「善きもの」です。しかし、そのような価値観や考えを共有しない人々を前にしたとするなら、どうなるでしょうか。彼らを「無知」「野蛮」と嘲り、「ならず者」と排除したところで、問題は何ら解決しません。政治学・行政学を学ぶ者として、さらに民主主義社会に生きる市民として、デモクラシーとはそもそも何であり、なぜそれが望ましいのか、自分の言葉で説明できるようにしておくことがいま求められています。本シンポジウムでは、行政・憲法・統計の視角からデモクラシーを検討することで、われわれが自明の「常識」と見なしているデモクラシーについて、深く考える手がかりを得ることを目的に開催します。

　　 〇主催： 国士舘大学政経学部付属政治研究所

〇日時： 2020年12月9日（水）2限

〇論題： 「デモクラシーを考える」

〇コーディネーター：  政治行政学科　織田 健志　准教授

〇パネリスト： 　政治行政学科　山田　亮介　講師

政治行政学科　古坂　正人　講師

経済学科　    貫名　貴洋　准教授

〇方法： オンライン（Zoom）　リアルタイム

　　　　　　　　　　　　https://zoom.us/j/94007867968?pwd=MnIzWjRsZjBzc25uaXlIc0V5ZTYzUT09

　　　　　　　　　　　　【ミーティングID】　 940 0786 7968

　　　　　　　　　　　　【パスコード】　 3TjSKs