2022年12月02日
八潮市との連携で「第4回 社会連携プレゼンテーション大会」を開催しました
埼玉県八潮市と本学政経学会の共催による社会連携プロジェクト「第4回社会連携プレゼンテーション大会」が11月28日、世田谷キャンパス5号館5303教室で開催され、本学政経学部の教員や学生約130人が出席しました。また、審査員として八潮市商工会青年部の担当者が出席したほか、八潮市役所の職員がオンラインで参加しました。
本学と包括連携を結ぶ八潮市への政策提言として、政経学部の学生が八潮市や自治体行政への企画立案とプレゼンテーションを行う本大会は、2018年に開始され、八潮市や関係団体などの協力により開催されています。
今回は、「社会連携と地場産業及び地場産品」をテーマに各ゼミが八潮市の地場産業・地場産品を調査し、それら地域資源を活用することで地域の多様な主体と連携しながら、地域経済の活性化に資する提案を行いました。
開会式では、岩元浩一政経学部長が「本イベントは地域課題に関する提案発表を行う貴重な場として八潮市の全面的な協力もあり、政経学部の一大イベントとなっている。各ゼミとも発表に向け入念な準備をしてきており、若者らしい政策提言を楽しみにしている」と期待を寄せました。続いて大山忍八潮市長がビデオメッセージを寄せ、「コロナ禍での活動ということもあり、多くの制限があるなか、事前調査など苦労もあったはず。さまざまな地域課題がある中で、皆さんの学生ならではの提案が課題解決のきっかけになることを期待している」と学生らを激励しました。
続いて行われたプレゼンテーションでは、12のゼミがそれぞれのチームで考案した独自のプロジェクトについて約10分間の持ち時間で発表し、八潮市商工会の担当者や政経学部の各教員が審査・講評しました。各ゼミからは、地場産品を活用したイベントの開催、シェアサイクルの導入、子ども向け遊戯施設の設置など実際に八潮市を訪れ実施調査を基に構想した政策や八潮市の特産を生かしたさまざまな提案が発表され、審査員の八潮市商工会の担当者や教員らと活発な意見交換が行われました。
本学と埼玉県八潮市は2017年、相互の発展と人材育成を図る目的で「国士舘大学と埼玉県八潮市の包括的連携に関する協定」を締結しています。今回のプレゼンテーション大会はその一環として企画・実行されました。
本プレゼンテーションの結果発表および表彰式は、12月21日に実施される予定です。
会場の様子
あいさつする岩元学部長
ビデオメッセージを寄せた大山市長
発表の様子
八潮市商工会青年部担当者からは多くの質問が投げかけられた
八潮市役所の担当者はオンラインで参加