政経学部

今年は、東日本大震災が発生してから10年目に当たる節目の年です。本講演会では、自衛隊と米軍によるトモダチ作戦を主な題材として、10年という年月を経て明らかにされる事実およびそこから得られる教訓について、当時、統合幕僚監部防衛計画部長としてトモダチ作戦に関わり、近年、その経験を著書にまとめ、出版した磯部晃一氏にご講演いただきます。

　　 〇主催： 国士舘大学政経学部付属政治研究所

〇日時： 2021年10月21日（木）9：00～10：30

〇論題： 「体験的安全保障論」

〇講師： 陸上自衛隊第37代東部方面総監・陸将

前ハーバード大学上席研究員  磯部　晃一　氏

〇会場： 国士舘大学世田谷キャンパス　メイプルセンチュリーホール大教室

＜講師プロフィール＞

磯部晃一（いそべ・こういち）氏

1980年防衛大学校（国際関係論専攻）卒、陸上自衛隊に入隊。第9飛行隊長、陸上幕僚監部防衛課長、統合幕僚監部防衛計画部長、第7師団長、統合幕僚副長などを歴任、2015年東部方面総監を最後に退官。アメリカ海兵隊大学およびアメリカ国防大学にて修士号を取得。退官後、ハーバード大学上席研究員として研究、『トモダチ作戦の最前線：福島原発事故に見る日米同盟連携の教訓』（彩流社、2019年）を出版。