2023年05月25日
3年生研修旅行を実施しました(考古・日本史学コース)
考古・日本史学コースでは3年ぶりに3年生研修旅行を実施しました。
研修旅行では、5月15日、16日の2日間にわたって函南町、伊豆の国市、下田市方面を見学しました。15日には、山中城、柏谷の百穴、鎌倉時代の北条氏の氏寺であった願成就院、伝堀越御所跡などの史跡を見学しました。夕食後には、「卒業論文のてびき」を用いて卒業論文の全般について90分程度の研修を行ったほか、ゼミごとに研修をおこなって、各自が卒業論文への考察を深めました。
16日には、下田の開国博物館 韮山の反射炉、江戸代官屋敷、三嶋大社を見学し、三嶋社や幕末維新期の史跡に触れ、日本の近代化に関する知見を深めました。
3年生は入学時からコロナ禍で多くの行事が制限されていましたが、今回研修旅行を通して学外で実際の歴史の痕跡を学ぶことができ、歴史学への関心を深めたようです。
- 豊臣秀吉の侵攻を阻止するために、小田原北条氏が造営した山中城の障子堀。 堀にはまると堀の障子部分があるため左右の移動が制限され、格好な矢の的となる。
- 現地の文化財担当者から北条時政の墓についての説明を聞く。
- 現地の文化財担当者から伝堀越御所跡の説明を聞く。
- 1日目の夕食後に卒論研修を実施しました。