2023年01月18日
卒業生紹介(日本文学・文化コース)№9
日本文学・文化コースの学生は、卒業後の進路として一般企業に勤める学生が最も多いのですが、団体職員、公務員、国語科教員などさまざまな進路に進んでいます。今回は、卒業後に団体職員として放送業界に入った卒業生を紹介します。
望月泰次(もちづき たいじ)さんは2022年3月に卒業し、4月から放送業界で働いています。いつも礼儀正しくまじめな望月さんは、その堅実な努力が実を結び、人気の業界に就職しました。将来は「自分の企画で番組を制作すること」を目標としている望月さんに、国士舘大学を受験した理由・入学してからの印象、就職活動のことなどについて質問に答えてもらいました。
国士舘大学を受験した理由・入学してからの印象は?
受験した理由は自分に合った偏差値帯であったこと、また通いやすい立地であったことです。入学してからは、当たり前ですが色々なところから人が通っていることを知り、少し世界が広がったような気持ちになりました。
日本文学・文化コースを選んだ理由は?
もともと本を読むことが好きだったので、文学部を選びました。日本文学や文化に特別興味があったわけではありませんでしたが、自国のことを学ぶことはそれ以外を学ぼうとした際に非常に重要な比較対象になると考えられるので、日本文学・文化コースを選んでよかったと思います。
大学の行事で一番印象的だったものは?
2年生の時の学外研修で聖徳記念絵画館(明治神宮外苑)に行ったことです。その時に、今のゼミの先生と話したことが自分のゼミ選択のきっかけにもなりました。
ゼミ活動の思い出は?
3年生の時はオンラインでしたので、あまり交流がありませんでしたが、4年生の時にはゼミ終わりにゼミのメンバーと喫茶店に行ったり食事に行ったりできました。ゼミの内容では、西田幾多郎『善の研究』を扱った授業が印象に残っています。難解な内容でしたが、今まで考えもしなかったことを考えるきっかけになりました。
就職先を選んだ時期・きっかけは?
志望業界を放送・広告・出版に絞り、3年生の1月頃にNHKのインターンシップに参加したことです。
就職活動の対策は?
大学が実施した就活講座に参加したことと、SPI試験対策を少しだけ行いました。あとは、面接を頭の中でシミュレーションしていたぐらいです。
以上、望月さんには、たくさんの質問に答えてもらい本当に感謝しています。受験生のみなさん、在学生の皆さんには、卒業生の経験として、参考にしていただければと思います。
〈日本文学・文化コース卒業生の主な就職先〉
日本放送協会(NHK)/日本郵便/東京地下鉄/東京都公立中学校高等学校/さいたま市公立中学校/神奈川県公立中学校/福島県公立中学校/ 宮城県公立中学校/青森県公立中学校/逗子開成高等学校/千葉県警察/山形県警察/エイベックス/ユニクロ/世田谷信用金庫/青木信用金庫 /多摩信用金庫/国土交通省/埼玉県庁/富山県庁/千葉県山武市役所
文責:日本文学・文化コース 松野 彩