2022年06月01日
仁藤ゼミが国立歴史民俗博物館でフィールドワークを行いました
5月29日、考古・日本史学コースの仁藤智子ゼミ3年生の有志と大学院人文科学研究科仁藤ゼミ合同で、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館を訪れ、フィールドワークを行いました。
事前に「碑の小道」に展示されている古代の石碑の刻文を学習し、現地では第一展示室(先史・古代)と「碑の小道」を中心に解説しながら、展示を見学しました。参加した学生からは、「実際に物を見ることで、授業で机に向かいあっているだけでは、感じることができない古代の生活感を感じることができたと思う」、「遺物や歴史資料を実際に自分の目で見ることによって、より具体的なスケールや対象に対するイメージをより強く持つことができることを学んだ」、「正倉院文書の展示スペースにあった待遇改善要求の文書を見て、当時でも現在のように職場の環境や待遇の改善を求めて人々が動いていたことがわかり、歴史の生々しさに触れることができた」などの感想が聞かれ、有意義な研修となりました。
今回のフィールドワークについて国立歴史民俗博物館のHPでも紹介されています。