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2022年05月31日

卒業生紹介(日本文学・文化コース)№6

日本文学・文化コースの学生は、卒業後に一般企業や公務員、国語科教員などさまざまな進路に進みますが、今回は卒業後も研究を続けるために他の大学院に進学した卒業生を紹介します。
 
加藤沙南子(かとう さなこ)さんは2022年3月に日本文学・文化コースを首席で卒業しました。幼い頃から読書が好きで、中学生の頃から「大学に進学するならば日本文学一択だろう」と考えていたという加藤さんは、現在、日本大学大学院文理学部文学研究科国文学専攻(専門領域:近現代文学)で大好きな近現代文学の研究を続けています。

 

いつも明るく元気な加藤さんに、国士舘大学の印象、大学の行事で印象的だったもの、ゼミ活動での思い出、卒業論文と大学院での今後の研究について、質問に答えてもらいました。

国士舘大学の印象は?

自由な校風で、学びたい意欲のある人はどこまでも学ぶことができる環境という印象を受けました。授業後、先生方に質問をすることが多かったのですが、丁寧に、疑問が無くなるまで指導してもらえ、大変ありがたかったです。

大学の行事で印象的だったものは?

学園祭が思い出深いです。サークル等には所属していませんでしたが、学園祭実行委員の友人やミスコン出場者の友人に関連して行事に携わることができ、楽しかったです。また、国文学会大会(日本文学・文化コースの行事、各ゼミから1人ずつ選ばれた4年生が、卒業論文の中間発表をします)では発表者に選んでいただき、緊張しましたが、大勢の方の前で自分の考察を発表できるとても良い経験になりました。

ゼミ活動での思い出は?

3年生でゼミの配属が決まるときに、1年生の頃から希望していた近代文学ゼミ(担当:平浩一教授)に入ることができて嬉しかったことをよく覚えています。ゼミでは、全員で同じ作品を読み、各々の考察を発表しました。自分と違う考察を知ることは興味深く、毎回、ゼミ生のみなさんの興味深い内容の発表が良い刺激になりました。

卒業論文のテーマと選んだきっかけは?

卒業論文は、太宰治の「秋風記」をテーマとして執筆しました。この作品を選んだ理由は、大好きな太宰文学のなかでも、一番好きな作品が「秋風記」だったからです。太宰治の作品の中ではあまり知名度がなく、先行研究も多くはありませんが、魅力的な作品です。私は、この作品のどこに惹かれたのか、そしてこの作品が太宰治文学の中でどのように位置するのかを深く考えたいと思い、選びました。

大学院でしてみたい研究は?

太宰治文学の研究を続け、「秋風記」の考察をより深めたいです。また、さらに視野を広げ、戦時下の太宰治文学など、昭和時代における文学の在り方を研究したいと思っています。

 

 

以上、加藤さんには、たくさんの質問に答えてもらい本当に感謝しています。受験生のみなさん、在学生の皆さんには、卒業生の経験として、ぜひ参考にしていただきたいと思います。


 
文責:日本文学・文化コース 松野 彩

2022年3月に行われた卒業式での1枚2022年3月に行われた卒業式での1枚

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