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2022年11月10日

比較法制研究所主催公開講演会「チベット問題の本質と世界の中の日本」を開催しました

11月2日、比較法制研究所主催公開講演会「チベット問題の本質と世界の中の日本」が世田谷キャンパス34号館B301教室で開催され、学生・教職員・一般の約120人が対面とオンラインで聴講しました。

講師は国際政治学を専門とする拓殖大学国際日本文化研究所客員教授のペマ・ギャルポ氏で、チベット出身で日本に帰化した立場から、中国の侵攻の歴史や今後の国際情勢について講演しました。


まずペマ氏は、独立国家として独自の政治や経済、文化をそなえたチベットの歴史を紹介し、1950年の中国による侵攻により中国に組み込まれていった過程を、当時の中国と近隣諸国の地図を示しながら説明しました。
さらにペマ氏は、近年領海拡張への動きをみせ、南太平洋の諸国にも力を伸ばす中国を包囲するためには、QUAD(日米豪印戦略対話)を有効に機能させ、法の支配に基づく国際秩序を維持するとともに、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた取り組みを推進していく必要性を強調しました。


ペマ氏は「戦争を回避するためには、力に対して対応できる力を持つことが必要で、仲間を作って牽制するのも有効な方法」と述べ、戦争があり得るという前提の覚悟が必要であると持論を話しました。その上で、「今日の講演内容はあくまでも個人の見解。皆さんは今日聞いたことに疑問を持ち、自分で調べ、真実は何かを確認してほしい」と話しました。


講演後の質疑応答で、私たち学生が今できることはという問いにペマ氏は、「まず関心を持つこと。社会や国家について関心を持つと、関連する情報が自然に自分の中に入ってくる」と述べ、さらに「なぜ大学で学ぶかについても改めて考えてほしい。勉強は本やインターネットでもできるが、大学では先生の経験をもとにした考え・解釈を知ることができる」と大学で学びを深める意義を伝えました。

  • 講演するペマ氏講演するペマ氏
  • 会場の様子会場の様子

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