大学院案内ガイドブック 2026 電子カタログ
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災害医療・防災危機管理マネージメント分野共通データサイエンス分野救急医療分野1234567集中: 災害メディア・危機管理特論、救急業務統計・情報処理特論、身体構造機能学特論、メディカルコントロール特論、救急救命高度スキル技術・演習Ⅱ(病院内演習)、小児救急特論、高齢者生活習慣病特論、臨床推論・救急鑑別診断特論、救急救命高度スキル技術・演習Ⅰ(総合シミュレーション)、蘇生学特論、コロナリーケア特論、臨床疫学研究演習、救急生命・倫理特論、救急教育デザイン演習、救護・救急ボランティア実践特論、国内救急医療体制演習、救急情報処理演習修士1年次時間割髙橋 宏幸髙橋 宏幸髙橋 宏幸髙橋 宏幸災害・防災危機管理システム特別研究災害・防災危機管理システム特別演習Ⅰ災害・防災危機管理システム特別演習Ⅱ災害・防災危機管理システム特別演習Ⅲ救急医療政策特別研究救急医療政策特別演習Ⅰ救急医療政策特別演習Ⅱ救急医療政策特別演習Ⅲ象者の年齢や知識に応じて教材を工夫し、伝え方にも配慮しています。座学だけでなく実技指導にも重点を置き、理解から実践へとつなげることを大切にしています。また、受講者が「自分にもできる」と実感できるような心理的な支援にも力を入れています。こうした大学院での日々の経験を通じて、自身の教育観や指導技術も改善できたと実感しています。 このように、救急システム研究科では救急救命士の専門性を活かした研究・臨床・教育の実践的トレーニングが可能であり、理論と実践を行き来しながら多角的に成長できる環境があります。今後、救急医療の未来をともに築く仲間として、皆様のご入学を心よりお待ちしております。Mon救急救命システム専攻78担当教員田中 秀治島崎 修次田中 秀治田中 秀治田中 秀治田中 秀治櫻井  勝中島  剛櫻井  勝櫻井  勝櫻井  勝牧   亮牧   亮牧   亮牧   亮羽田 克彦齋藤 大蔵羽田 克彦齋藤 大蔵羽田 克彦齋藤 大蔵羽田 克彦齋藤 大蔵授業科目TueWedThu担当教員加藤  宏植田 広樹FriSat授業科目救急システム特別研究医療倫理特別研究救急医療体制システム特別研究救急医療体制システム特別演習Ⅰ救急医療体制システム特別演習Ⅱ救急医療体制システム特別演習Ⅲ救急外傷学特別研究救急外傷学特別演習Ⅰ救急外傷学特別演習Ⅱ救急外傷学特別演習Ⅲ救急症候・疾病学特別研究救急症候・疾病学特別演習Ⅰ救急症候・疾病学特別演習Ⅱ救急症候・疾病学特別演習Ⅲ救急鑑別診断学特別研究救急鑑別診断学特別演習Ⅰ救急鑑別診断学特別演習Ⅱ救急鑑別診断学特別演習Ⅲ救急・蘇生統計学特別研究救急・蘇生統計学特別演習Ⅰ救急・蘇生統計学特別演習Ⅱ救急・蘇生統計学特別演習Ⅲ 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科を卒業し、救急救命士国家資格を取得したのち、大学院へ進学しました。スポーツ医科学科入学当初は消防機関への就職を考えていましたが、学びを進める中で、病院前救急医療の中でも、救急隊到着前に市民が行う初期対応の重要性に強く関心を持つようになりました。救急隊の救命率改善のためにも、市民による一次救命処置や応急手当の実施が極めて重要であることを実感しました。そこで私は一次救命処置やファーストエイドの重要性を明らかにし、教育活動を通じて救命率改善に貢献したいと考え、救急システム研究科の門をたたきました。本研究科では「臨床・教育・研究」を三本柱とし、少人数制の中で救急医療分野で活躍する先生方から専門的かつ実践的な学びを得られる環境が整っています。座学にとどまらず、日々経験するスポーツ救護活動では現場での経験と融合させ、自らの課題に沿った探究を進められる点も魅力です。 研究面では、救急医学、災害医療、医学教育学、統計学など、多様な専門性を持つ先生方が在籍しており、幅広い視点から研究に取り組むことができます。私は現在、心肺蘇生教育における受講者の心理的評価の変化について研究しており、市民が行う心肺蘇生がバイスタンダーの不安感や実行意欲にどのような影響を与えるかを検討しています。今後、私の研究成果がバイスタンダーの現場での行動に変容をもたらし、心理的支援の在り方を明らかにすることを期待しています。大学院に進学しても消防機関や医療機関で働き活躍している同学年の救急救命士と同様に、社会に役立てることができる研究ができていることをとても嬉しく感じています。 臨床面では、三次救急病院の救命救急センターにて勤務し、重症患者の初療や救急隊との受け入れに携わっています。加えて、救急患者がICUやHCUへ入院したあとの経過を含めて臨床を学べるため、急性期から集中治療期まで一貫して理解が深まります。現場での経験は、判断力や対応力を養い救急救命士としてのレベルアップに活きています。 教育面では、スポーツ医科学科における実習授業のティーチングアシスタントに加え、小・中・高校生や社会人を対象とした心肺蘇生講習やファーストエイド講習を担当しています。年間を通して多数の講習に関わる中で、対博士課程(救急救命システム専攻)救急倫理・統計・プレゼンテーション演習Ⅰカリキュラム先輩からのメッセージ針谷 拓 Harigaya Taku救急システム研究科 救急救命システム専攻 修士課程 2年 病院前救急医療 BLS(一次救命処置)

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