大学院案内ガイドブック2020
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76する大学院生に対しても救急医学の概論実施し、十分理解させたのち日本の救急医療システム自体が抱える問題点について国内・国外のEMS体制と比較して、我が国独自の救急医療体制構築にむけて、何を解決すべきかに言及します。もう一つの必修科目である医療倫理特別研究では、研究者に必須とされている医療倫理(バイオエシックス)と研究倫理について深く掘り下げます。生命の誕生と遺伝子操作、臓器移植と組織移植、蘇生拒否と終末期医療などについても理解する仕組みとなっています。また救急医療分野の研究者としての研究倫理についても、動物実験、臨床研究、インフォームドコンセントや利益相反(COI)などの見識を養い、高い問題解決能力を持つリーダーとしての必要な資質を身につけられる内容です。演習科目① 災害・防災危機管理システム特別演習 災害・防災危機管理システム特別演習I・II・IIIでは、担当教員指導のもと国内外の災害医療体制研究の比較を通じて分析・研究を行う力を涵養します。② 救急医療体制システム特別演習救急医療体制システム特別演習I・II・IIIでは、国内外での救急医療体制を理解し(グランドオペレーション・エアオペレーション・レスキューユニット・ディザスタープリベンションユニット)や教育内容(災害教育・応急手当普及)、ディスパッチシステム(国内外の指令センター・口頭指導)またメディカルコントロールシステム(指示要請や事後検証・病院内でのMC医師・ワークステーションなどを対象とした教育)などの調査・分析を行います。③ 救急症候・疾病学特別演習 救急症候・疾病学特別演習I・II・IIIでは、担当教員指導のもと、内因性傷病者の救急症候・疾病学特別演習病態、観察・鑑別判断などをベースとして病院前救急疾病教育を学びます④ 救急医療政策特別演習 救急医療政策特別演習I・II・IIIでは、担当教員指導のもと、様々な救急医療政策を学びその比較から分析・研究を行う力を涵養します⑤ 救急鑑別診断学特別演習 救急鑑別診断学特別演習I・II・IIIでは、担当教員指導のもと、外因性傷病者・内因性傷病者などの様々な救急医療に関わる病態・救急症候・疾病学を基礎として、現場における継続的な観察・鑑別判断の重要性を学びます。⑥ 救急外傷学特別演習 救急外傷学特別演習I・II・IIIでは、担当教員指導のもと、外傷現場の観察・鑑別判断学などをベースとして病院前外傷教育を学びます。⑦ 救急・蘇生統計学特別演習 救急・蘇生統計学特別演習I・II・IIIでは、担当教員指導のもと、ウツタイン統計の分析や様々な病院前救急医療に関する教育方法を学び、救急処置・実技の指導方法を通じて救急教育としての指導力ならびに講義や国家試験を指導教育する力を練成します。

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