大学院案内ガイドブック2020
66/102

64スポーツ・システム研究科修士課程及び博士課程では、体育・スポーツ科学の分野を大きく「スポーツ教育コース」、「スポーツ科学コース」の2分野で括り、体育・スポーツに関わる多種多様な事象を研究対象とし、各自の興味・関心に沿って学習・研究を行うことが可能です。日本のみならず、アジア諸国をはじめ、世界各国・地域が抱えるスポーツに関する諸問題をシステム的に捉え、それを解決することのできる高度職業人の養成と専門能力を有する学識豊かな研究者の養成を行っています。将来は、高度な技術・能力のある運動指導者や学校教員など、現代社会が求める体育・スポーツの場において専門的な知識を活かすことのできる人材の養成を目指しています。研究科長挨拶スポーツ・システム研究科は、修士課程及び博士課程にスポーツ事象を教育、哲学、歴史、経営学等の観点から追求する「スポーツ教育コース」と、ヒトの身体運動やスポーツ選手の競技能力向上に必要な分野を科学的に追求する「スポーツ科学コース」を設けております。多種多様な研究材料を基に読解や実験を重ね、独創性に富んだ研究活動を実施し、高度な技術及び能力を有した職業人や研究者の育成に取組み、日本のみならず国際的に活躍できる人材育成を目標としています。本研究科の教授陣は豊富な経験と卓越した研究力を有しており、総力をあげて新しい方法科学、教育の充実を図っております。また、本研究科修了生は、子供教育や、体育・スポーツの現場において、これまでに養った知識や経験を十分に活用し幅広く活躍しております。スポーツ・システム研究科長角田 直也修士課程スポーツ・システム研究科Graduate School of Sport Systemスポーツ教育コース本コースでは、現代社会の状況を踏まえ、スポーツ事象に関して教育、哲学、歴史などを社会科学的理論により分析することで、問題を解決し得る能力を身につけた人材を養成します。そして、修了生は、教員、地方自治体のスポーツ政策立案者(公務員)、スポーツ団体職員、スポーツ情報・メディア関係者などの専門職に就職しています。本学体育学部の学生は就職で教員やスポーツ指導者を希望する者が多いといえます。例えば、教育職では、少子化傾向にある中で更なる実力が社会的に求められています。また、スポーツ指導者は、地域の人々を対象にした生涯スポーツの政策立案の作成を担うなど、多様なニーズに対応し得る人材が必要とされています。こうしたことから、大学院で専門的な知識を学んだ人材が社会的に要求される傾向にあると考えられます。スポーツ科学コース競技スポーツの国際競技力の向上を図るためには、学際的かつ総合的な科学知識と技能を有した国際的に活躍できる人材の育成を図るとともに、スポーツ科学を中核とするコーチング理論及び方法を取得し、高度な戦略を立案する能力を有した専門家が要求されています。本コースではスポーツ競技力向上のためのコーチングやトレーニングを基礎として、システム的に捉え、スポーツ競技を分析する能力を育成することや社会人及びプロスポーツの競技スポーツ指導者(コーチ・トレーナー)の養成を目指します。修了生は、学校教員、スポーツ指導者及びトレーナーとして体育・スポーツの指導現場で幅広く活躍しています。研究指導本研究科では、体育・スポーツの分野において次代を担える高度な専門職業人の養成を目的として授業科目を開設しています。院生は、入学時に各学年の履修授業及び指導教員を決定し、各自の指導教員の下で授業科目を履修し、研究、実験活動を行い、修士論文を完成させます。授業科目は大別して「特論」と「演習」から成り、「特論」では、専門分野に関する知識を深め、国際的に研究活動を行うことのできる人材養成及び学校教育のための体育・スポーツに関する総合的な科学知識を養うことを目的としています。「演習」では、総合科学であるスポーツ科学の研究方法を理論的、実践的に確認し、それらの方法を駆使して問題設定をシステム的に解決していくことについて検討させます。また、研究分野及び内容の現状把握、自己の研究の価値認識、研究発表能力の養成及び研究プロセスの習得を目的としています。

元のページ  ../index.html#66

このブックを見る