1234567123567 4教育学特論3岩田 柊 Iwata Syu人文科学研究科 人文科学専攻 修士課程 2年 前田 弥子 Maeda Miko 人文科学研究科 教育学専攻 修士課程 2年修士1年次時間割修士1年次時間割5656TueWedThuTueWedThuFriSatFriSat日本史学講読1日本史学特論1日本史学特論2日本史学演習2Ⅰ日本史学講読2教育学特論2(西洋教育史)教育学特論6(教育心理学)教職研究特論16(スポーツ社会学)教育学特論5(授業研究)教職研究特論12(体育学研究法)教職研究演習2(教育実践研究保健体育)Ⅰ(学校経営論) 私は本学文学部史学地理学科を卒業後、大学院人文科学研究科人文科学専攻に進学しました。卒業論文では、岐阜県の用水について実際に本学に所蔵されている未翻刻の古文書を読み解き、用水相論やそれらを通じて垣間見える用水管理の実態について研究しました。しかし、用水というテーマにはまだまだ研究の余地が残されていたことや、研究職や教職に興味を持っていたこともあったため日本史学についてもっと専門的に勉強したいと思い、大学院への進学を決意しました。実際に大学院へ進学してみると学部生の時とはだいぶ異なった学生生活でした。というのも、履修する科目数が学部生と比べて少ないため自由な時間も多く、院生も少ないので講義はほぼ先生とマンツーマンでした。そのため、空き時間には自主的に図書館へ足を運んで自習をしたり、学術書や論文雑誌に目を通して研究動向を追ったりして自分の研究を進めたりしました。また講義では、学部生の時はほとんど接する機会の少なかったコースの先生方ともほぼ一対一で密接にコミュニケーションを取ることができたので、自分の研究分野はもちろん、専門以外の時代や分野に対しても深い学びを得ることができました。 また、歴史学講演会で研究発表をする場を設けていただいたり、先生のお誘いで書評会に参加させていただき、他大学院の先生や院生たちと議論をしたり、繋がりを作ったり、自分の研究に対してもたくさんの良い刺激をもらうことができました。また、古文書解読のスキルを日々研鑽していた努力を買われ、大学近くの世田谷区立郷土資料館で古文書整理のアルバイトを紹介していただくなど、学部生の時にはできなかった貴重なことを数多く経験させてもらいました。これこそ大学院進学の魅力的なところだと思っ 私は、神戸女子大学を卒業後、本学大学院に進学しました。学部ではスポーツ栄養学と体育科教育学を学びましたが、体育科教育学をより専門的に学びたいと思い、本学大学院に進学しました。 女子大から共学の大学院へ進学するということで、入学前は多少の不安もありましたが、実際に入学してみると研究室のメンバーや学部のゼミ生が温かい雰囲気で迎えてくれて、すぐに打ち解けることができました。おかげで、毎日楽しい日々を送っています。また、入学前は大学院での学びについて具体的なイメージを持てていませんでしたが、実際には学部の時よりも授業数が少なく、少人数制であるため、疑問点をすぐに教授に質問できる環境であることが分かりました。 大学院の授業は、一方的な講義だけでなく、自分の興味関心に基づいて教授と共に研究を進めていく授業が多いです。教室での対話はもちろん、フィールドワークやアンケート調査、実験など、多様な学びの機会が用意されています。私の専門は体育科教育学ですが、専門外の研究方法や論文作成について学ぶことができ、自分の研究にも活かすことができていると実感しています。座学だけでは知り得ない発見が、実際に調査や実験を通して得られるところが大学院の授業の魅力だと思っています。 このような毎日の中で,私は自分の研究に集中できる時間をしっかり確保できています。入学当初は保健体育科の教員を目指していましたが、現在は研究ています。 もちろん大学院進学は勇気のいる選択かもしれません。ですが、一度しかない人生、自分の後悔のない選択をしてほしいと思います。大学院生は学部生とは異なり、周りからは一研究者として見られることになります。最初はどうすれば良いのか分からず戸惑うこともあるかもしれませんが、その分だけ学部生の時には経験のできないようなことがきっとたくさん待っています。自分の研究を深めたい方やもっと学問を極めたいという方はもちろん、ここでしかできないようなことを経験してみたい、チャレンジしてみたいという方はぜひ大学院への進学を考えてみてはいかがでしょうか。Mon者へと変化しました。様々な研究に触れ、自分の研究を進める中で、研究の楽しさや面白さを感じるようになったからです。修了後は博士課程に進学し、自分の研究をさらに深く追求したいと考えています。そのためにも、修士課程の授業や研究室での活動を通して、多くのことを吸収していきたいと思っています。 研究が好きな方や自分の研究についてより深く学びたいと考えている方は、ぜひ大学院に進学し、自分の興味関心のあることを追求してみてはどうでしょうか。学部時代には出会えない仲間に出会えたり、体験できないことも大学院では体験できたりするかもしれません。国士舘大学大学院で、皆さんと共に研究できることを楽しみにしています。Mon先輩からのメッセージ
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