大学院案内ガイドブック2024
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Teacher introduction教員紹介担当科目については、主な科目を掲載しています。その他の担当科目については、開講予定科目一覧表を参照してください。*印は博士課程を兼ねて担当している教員を表します。Teacher introduction教員紹介建設工学専攻津野 和宏*TSUNO Kazuhiro担当科目/コンクリート構造特論、建設工学特別研究・演習早稲田大学大学院修了、Canterbury大学大学院修了、博士(工学・早稲田大学)。技術士(建設部門)。1990〜2017年度 首都高速道路(株)、2015〜2018年度 横浜国立大学客員教授(兼務)。2018年度より国士舘大学教授。“Prediction Method for Seismic Damage of Reinforced Concrete Bridge Columns”土木学会論文集Vol21,2004、”膨張材と軽量骨材を併用した道路橋RC床版の耐疲労性に関する研究” 土木学会論文集E2Vol7,2015、他研究テーマ橋やトンネル等公共構造物の設計、施工から維持管理まで含めたライフサイクルマネジメントMessage少子高齢化が進行する日本においては、老朽化するインフラ構造物の適切な維持管理が喫緊の課題です。高耐久構造物の設計施工、生産性の高い維持管理手法の検討等、持続可能な社会の実現に向けて一緒に考えましょう。主な経歴主な著書・論文朝吹 香菜子 ASABUKI Kanako担当科目/建築生産特論、建設工学特別研究・演習主な経歴2007年東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。同年、国土交通省入省。2009年国士舘大学理工学部専任講師、2013年同准教授、現在に至る。建築生産リファレンス(共著、彰国社)、建築材料新テキスト(共著、彰国社)、集合住宅の改修工事に伴う解体に関する研究、躯体を再使用した建築物の再生に伴う環境負荷に関する研究研究テーマ建築物の資源循環、環境配慮、解体・改修に関する研究Message建物を建てては壊す時代から、環境に配慮して建物を長く使い続けたり、使い終わったら資源として循環させたりする時代へと変化させていくにはどうしたらよいか、学内・学外を含め皆で検討していきたいと考えています。主な著書・論文大井 鉄也 OI Tetsuya 担当科目/建築再生特論、建設工学特別研究・演習滋賀県立大学大学院修士課程修了後、建築設計事務所、東京大学勤務。東京大学大学院博士課程(2020年3月満期退学) 、工学博士(2020年9月)。東京大学生産技術研究所特任助教。国士舘大学准教授(2022年4月)。一級建築士。レトロフィット建築における複合的な設計条件から設計解を決定するツリーモデル(日本建築学会・共著・2020年)、レトロフィット建築における設計条件と新旧の同調度との関係性(日本建築学会・共著・2019年) 他研究テーマ住宅から公共施設までの様々な用途の建築設計の方法論的研究、既存建築物の再利用と地域に根差した建築の方法論的研究Message人間が地球環境で持続的に豊かに住み続けるために建築や都市はどうあるべきか。現代はこれを探求する過程にあり建築や都市のあり方は変容しつつあります。こうした未来の建築・都市デザインに興味がある方は、是非一緒に考えましょう。主な経歴主な著書・論文田中 千歳 TANAKA Chitose担当科目/建築福祉医療特論、建設工学特別研究・演習北海道大学大学院工学研究科博士課程修了。建築設計事務所、工業デザイン事務所、病院理学診療科、高齢者・障害者福祉施設、Alvesta Kommun(Sweden)、和歌山大学、美作大学を経て、2010年国士舘大学理工学部教授、現在に至る。博士(工学)、一級建築士、理学療法士。「The Design of the Requirements and Verication for the Sliding Door knob−Through the Physiological Indices and Four StanceTheory–」 The 2nd Asian Conference on Ergonomics and Design(ACED2017)、「標準理学療法学 日常生活活動学・生活環境学」(医学書院2021年)、「高齢者・障害者の心拍数から見た住宅内外での移動の容易性と快適性に関する実験的検討」(日本建築学会計画系論文集2001年)、「高齢過疎地域における駅周辺環境のバリアフリー整備に関する調査研究」(日本建築学会技術報告集2004年)、その他多数あり。研究テーマスウェーデンと東欧と日本の地方都市における居住環境整備、高齢過疎地域における国際地域福祉住環境システム、生理学的指標から見た生活道具のデザインMessage「量の時代」「質の時代」を経て、現在は本当の豊かさ、心地よさの「価値」が改めて問い直されています。自分にとっての「価値」が何であるか、様々な人の異なる視点で評価し得る住生活環境の実現を目指しています。主な経歴主な著書・論文乾 睦子 INUI Mutsuko担当科目/地球科学特論、建設工学特別研究・演習2000年東京大学大学院理学系研究科地質学専攻博士課程修了、博士(理学)。2001年より国士舘大学工学部講師。2011年より同理工学部教授。Inui, M. et al. (2020) Nucleation and initial growth of garnet in low-grade metamorphic rocks of the Sanbagawa metamorphic belt, Kanto Mountains, Japan. Minerals, 10, 292-305. 乾睦子(2022)徳島県阿南市の大理石産地の歴史と現状.国士舘大学理工学部紀要 15, 41-46.研究テーマ変成岩の温度圧力履歴を明らかにすることによって、プレート運動や地球の営みに迫る研究。国産石材と石材産業に関する研究。Message小石ひとつひとつに、地球の歴史は刻み込まれています。小さな石ころから大きな地球を語りましょう。主な経歴主な著書・論文位田 達哉 INDEN Tatsuya担当科目/建築材料施工特論2002年早稲田大学建築学科卒,同大学院修士・博士後期課程,早稲田大学建築学科助手の任期満了後,建設工事専門業者にて建築改修工事の施工管理や技術開発などに従事。第一工業大学建築デザイン学科講師,国士舘大学建築学系講師を経て2022年度より現職。1級建築施工管理技士,インテリアコーディネーター。建築保全標準・同解説(日本建築学会),建築施工(理工図書),建築材料[第三版](朝倉書店)などの書籍のほか,日本建築学会・日本コンクリート工学会の学術委員会報告書など多数。研究テーマ廃棄物の建材としての再資源化や多孔質材料を用いた調湿建材の開発などの建築材料,VR建設現場シミュレータや作業能率測定などの建築施工,学生によるインテリア製作などMessage建築材料施工という学問では,設計者が描いた“夢”を作品へ昇華するための方法論を学ぶことができます。新たな未来を拓くことのできる技術者としての素養を磨くため,理論と実践をバランス良く学んでいただきたいと思っています。主な経歴主な著書・論文46

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