大学院案内ガイドブック2020
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工学研究科39先輩からのメッセージ海老根 龍成 Ebine Ryusei工学研究科 機械工学専攻 修士課程 2年 熱・流体・エネルギー工学コース 私は本学の理工学部理工学科機械工学系を卒業し、本大学院の工学研究科に進学しました。私が大学院への進学を決めた理由は、「もっと勉強がしたい」と感じたからです。私は大学4年間で中高数学の教育免許を取得しつつ、学外の活動にも積極的に参加し、工学的な知識は勿論のこと、数学や教育的な知識など多くのことを学ぶことができました。しかし、同時に英語力や実践的な専門知識など、まだまだ自分に足りない部分も多く見えてきました。そういった知識不足の状態で社会人になってしまっていたら、私は絶対に後悔していたと思います。 大学院の生活内容は、講義・TA・研究がメインとなります。講義は、学部と比べて難易度、専門性が高いものが多いと感じました。また、何か問題が出されて解くといった形式ではなく、自主性が問われるような授業形態となっており、学部の時よりも自由度が高いが考えることも多いです。次にTAですが、これは学部生の授業の補佐をし、教師側の視点で学ぶことができる制度です。自分が過去に受けたことのある授業が中心となっているので、復習にもなります。最後に研究ですが、院生の生活ではこれが最も多い割合を占めると思います。私の研究室では院生それぞれに同テーマの研究を行う学部生が付き、協力しながら研究を進めていくことになります。それぞれの作業で人数を確保しやすく作業効率が高いといったことは勿論のこと、学部生と院生といった二つの立場から物事を考えることができ、新しい発見や改良点が見つかりやすいといった利点もあると感じました。こういった体制もあり、有意義な研究を行うことができています。 大学院へ進学を考えて、今この文章を読んでいる後輩に伝えたいことは「10年後の自分は何をしていたい?」ということです。大学院に入るということは、皆さんの大切な時間やお金など多くのものを使い、将来の自分のために投資することです。一度自分の将来像を考えてみてください。そこに学部を超えた知識や経験は必要ですか?必要と感じ、院生を志望しようと思ったあなたは、有意義な院生生活を迎えられると思います。様々な挑戦をし、成長を感じる2年間にして下さい!MonTueWedThuFriSat1機械工学特別研究Ⅰ燃焼計測2機械工学特別演習Ⅰ数値流体力学特論3伝熱工学特論応用数学特論B4物理学特論アカデミック英語エンジン設計特論機械工学特別研究Ⅱ5ロボット設計学機械工学特別講義B機械工学特別演習Ⅱ67修士1年次時間割山下 浩一朗 Yamashita Koichiro工学研究科 建設工学専攻 修士課程 2年 福祉住環境コース 私は、本学の理工学部理工学科建築学系を卒業し、本大学院工学研究科建設専攻に進学しました。 大学生の時は、学部1年時から研究室のプロジェクトに参加させてもらい、講義と並行して積極的に研究活動に励んできました。2、3年時に学会で講演をしたことや、3、4年時は他大学の学生と協力してコンペに挑むなど様々な経験をしてきました。その中で専門である都市計画や交通工学の知識がついたことや授業や研究を進める上でGISやillustratorなどといった専門的なソフトウェアなども扱えるようになりました。この知識や経験を4年間で終わらせてしまうのはもったいないと感じ、さらに自身の能力や専門性を高めるために大学院への進学を決めました。 学部1年からの4年間研究活動を意欲的に勤しんでいたため、大学院入学前と入学後約2か月では研究面においては大きな変化は今のところありません。しかし、講義においては専門的な勉強をするという点では一緒ですが、学部4年間で受けたものとは違うと感じました。その点は大きく分けて2つあります。1つ目は講義が少人数で行われる点です。大学院生自体の定数が少人数なため、講義によっては教員と学生が一対一の状況もあります。そのため自分のペースで授業を進めていただくことができ、わからない点や、もう少し細かく知りたいことなどを聞くことができるため、より深く理解することができます。2つ目は講義の形態です。参考書を毎週1~2章程度を学生が要約してプレゼンをするなど、教員だけが話す講義ではなく、教員と学生で講義を進行していくことで受け身であった学部時代の講義とは違い、より興味をもって取り組むことができます。 将来自分がやりたい職業が今の自分には難しいと感じている人は一度大学院に進学することも視野に入れてみてください。大学の4年間と違い、大学院では卒業に必要な単位もあまり多くはないため、自由な時間ができます。その時間を使って自分のスキルアップをすれば、今は難しいと思っている職業にも手が届くかもしれません。20代の2年間は貴重なものですが、その時間を掛ける価値は十分にあると思います。松崎 香穂 Matsuzaki Kaho工学研究科電気工学専攻 修士課程 2年 医工学システムコース 私は、学部時代より本学の理工学部健康医工学系に所属しており、スポーツ分野(解剖学・バイオメカニクス等)を中心に医療・医用工学と幅広く学んできました。私が大学院に進学した理由は、学部生時代から教授方から進学を勧められていたこともありますが、3年次の3月に自身の研究に対する満足感があまりなくこのまま人と同じように就活をすることに不安感を抱き、自分が納得するまで誰よりも研究に専念し、専門性を高めたいと考えたためです。 大学院生の生活は、講義・TA・研究がメインです。講義の内容はひたすらノートをとることよりも教授・講師の方とのディスカッションをしながら進めていく輪講形式の講義が主となっています。自分の考えや疑問に感じたこと、わからない点など積極的に発言することができ、その場で解決するため納得できないまま講義が終わるということはありません。またTA・研究室では後輩(学部生)への指導を行います。自分の時間を割くことにはなりますが、非常に有益な時間です。わかりやすく指導するには自分が理解していることが大前提であるため、後輩は何につまずいているのか、どのような研究がしたいのかを把握し、アドバイスができるようその分野の勉強をしています。大変ではありますが自分の知識にもなるので異なるテーマの研究でも有難く感じています。 学部生と比べると大学院生は、自分の時間を有効に使うことができます。特に、大学院生として時間を使ってチャレンジすべきことは学会発表ではないかと思います。私は学部生時代に学会発表に挑戦しました。大勢の前でプレゼンテーションをすることはあまりないことですし、もちろん緊張しました。ですが、多くの方に自分の研究に興味を持っていただける絶好の機会だと思いますし、より専門的なことを行っている方からご助言をいただき研究のデザインを見直すとても良い経験になりました。またその学会で特別賞をいただき今後の励みにもなりました。また自らの勉強や研究だけでなく学外からの刺激は必要だと考えます。私は他大学の方の研究を見学させていただいたり専門としている方々からお話を伺ったりして研究の糧にしています。 大学院の2年間は非常に短いため、高い目標とそれを達成するための行動力により充実した時間が過ごせると考えています。挑戦することは怖いかもしれませんが、それ以上の自信がついてくるので是非自分の可能性を試してみてほしいと思います。MonTueWedThuFriSat12ソフトウエア工学特論情報工学特論3電磁波応用工学特論電気工学特別研究Ⅱ4医用電子工学特論アカデミック英語信号処理工学特論5電気工学特別演習Ⅰ電気工学特別研究Ⅰ電気工学特別演習Ⅱメディア情報処理学特論スポーツ医工学特論67修士1年次時間割MonTueWedThuFriSat1都市交通計画特論都市・地域環境特論2地盤防災特論建築史特論公共空間デザイン特論3建設工学特別研究Ⅰ構造解析特論福祉医療特論建設工学特別研究Ⅱ4建設工学特別演習Ⅰ建設工学特別演習Ⅱ5岩石学特論環境設備工学特論67修士1年次時間割

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