大学院案内ガイドブック2024
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高度な専門的法理論・実務理論を身につけた研究者及び 高度専門職業人の養成基幹法コース税法・ビジネス法コーススポーツ法コース 法学研究科は、基幹法コース、税法・ビジネス法コース及びスポーツ法の3コースを設け、コース往還指導により、法律学の基礎の上に、社会環境の複雑化・情報化・国際化に伴う法律問題の多様性に対応できる、より高度な専門的法理論・実務理論を身につけた研究者及び高度専門職業人の養成を目指しています。 特に税理士志望の学生が多く、法律学の基礎の上に、租税法の法理論及び実務理論を習得できるよう配意しています。法律の専門家としての税理士を養成MonTueWedThuFriSat1税法研究B講義2企業法特殊研究講義3税法研究BⅠ演習4税法特殊研究講義5行政法研究講義6憲法研究B講義7民法研究A講義修士1年次時間割26カリキュラム法学専攻修士課程●1年生演習なし(講義のみ)授業科目担当教員備考主要科目(講義・演習)基幹法コース憲法研究B大澤 秀介●行政法研究小橋  昇●民法研究A森田 悦史民法研究B藤巻  梓民法研究C富田  仁民法研究D五島 京子民事手続法研究A福永 清貴民事手続法研究B山本 浩美刑法研究A滝井伊佐武刑事法研究吉開 多一犯罪学研究辰野 文理税法・ビジネス法コース税法研究A西本 靖宏税法研究B斉木 秀憲会社法研究武田 典浩●スポーツ法コーススポーツ法研究入澤  充●関連科目(講義)行政法特殊研究関  葉子英米私法特殊研究小林 成光税法特殊研究原  武彦企業法特殊研究阿部信一郎国際取引法特殊研究知的財産法特殊研究経済法特殊研究渡邉 昭成仲裁法特殊研究中村 達也スポーツ教育学特論陳  洋明スポーツ経営学特論小野里真弓スポーツ社会学特論菊  幸一スポーツ哲学特論スポーツ政策特殊研究鈴木 知幸英書講読特殊研究小林 成光独書講読特殊研究小橋  昇注)講義科目についてはコース間相互に履修可能です。博士課程●1年生演習なし(講義のみ)授業科目担当教員備考専修研究科目(講義・演習)憲法特別研究B大澤 秀介●行政法特別研究小橋  昇●税法特別研究A西本 靖宏税法特別研究B斉木 秀憲民法特別研究A森田 悦史民法特別研究D五島 京子●会社法特別研究阿部信一郎●民事手続法特別研究A福永 清貴民事手続法特別研究B山本 浩美犯罪学特別研究辰野 文理スポーツ法特別研究入澤  充●下記は、令和6年度における開講予定科目です。令和6年度においては開講科目、担当教員共に変更となる場合があります。先輩からのメッセージ 私は、税理士試験の一部科目免除を目指して、それまで勤務していた会社を退職し、国士舘大学大学院法学研究科に入学しました。会社勤務時にわずかな経理実務の経験はあったものの、法律に関する知識は皆無であったため、一からの学びとなっています。当然、人一倍の努力が必要であり、苦労する場面も多いのですが、大学キャンパスの雰囲気が懐かしく、新鮮な気持ちで久しぶりの大学院生ライフを満喫しています。 大学院の授業は、平日の昼にも設定されていますが、働きながら学ぶ人への配慮から、平日の夜と土曜日で、修了に必要な単位を1年時に無理なく取得できるよう設計されています。 講義は、憲法、民法、行政法、会社法、租税法、スポーツ法、刑法といった、法律全般にわたる科目が用意されており、広範な知識習得を図ることができます。私が選択した講義では、主に税理士資格の取得を目指す学生が参加していたこともあり、先生方には、租税法や税理士実務とのつながりを意識した懇切丁寧なご指導をいただくと共に、修士論文についてもそれぞれの専門分野の視点を踏まえたご指導をいただいています。 また、大学院を修了されたOB、OGの方々が度々来訪されて、ご自身の苦労された経験を踏まえて修論作成の相談に乗ってくださいます。 大学院の2年間を共にする同期生は、会計事務所に勤務している人、学部から進学した人、会社を退職・休職して資格取得に専念する人など、年齢も職歴も様々ですが、互いの修論のテーマや内容について意見を交換したり、一緒に税理士試験の勉強をしたりと、大学院修了後にも公私にわたり良い関係を続けていける仲間になれたと実感しています。 私の入学前の大学院に対するイメージは、「指導教授の先生にご指導いただきながら、黙々と修論作成を進める」というものでしたが、実際には上記のように、先生方、OB・OGの方々のご支援をいただきつつ、同期の仲間全員で協力し合いながらゴールを目指しています。この「みんなでゴールを目指してがんばろう!」という一体感が、国士舘大学大学院法学研究科の特徴であると感じています。吉崎 司 Yoshizaki Tsukasa法学研究科 法学専攻 修士課程 2年

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