大学院案内ガイドブック2019
48/100

Teacher introduction教員紹介担当科目については、主な科目を掲載しています。その他の担当科目については、開講予定科目一覧表を参照してください。*印は博士課程を兼ねて担当している教員を表します。Teacher introduction教員紹介建設工学専攻堀地 紀行 HORICHI Noriyuki担当科目/構造力学特論、建設工学特別研究・演習主な経歴1955年東京都に生まれる。78年、早稲田大学理工学部卒業、81年同大学院修了。同年、日本鉄道建設公団入社。新幹線、山梨リニア実験線等に従事。1993年工学博士(早稲田大学)、技術士。2000年より国士舘大学教授。2006年3月より9月までケンブリッジ大学、ロンドン大学シティー校 派遣研究員。2013年ロンドン市より名誉市民称号を授与される。同年、日本推進技術協会より黒瀬賞を受賞。2015年アジア工科大学院(AIT)ハノイ校招聘教授。2016年7月~9月ロンドン大学シティー校派遣研究員。主な著書・論文トンネル軸方向の剛性を考慮したセグメントリングの解析法、コンクリート充填鋼管を用いたラーメン隅角部の静的耐荷力特性、光ファイバーケーブルによるシールド近接交差計測と既設トンネルの断面力解析(以上、土木学会)他研究テーマ交通、通信、エネルギー、水道などのライフライン施設であるトンネルや社会基盤施設の設計・解析と光ファイバー計測による力学的評価手法の確立。Message交通・都市などの社会基盤施設は、建設の時代から補修・リニューアルの時代へとシフトし、今後いかに総合的な科学技術を導入して、効果的な補修と、長期的な利用に資するかが問われている。そのための基礎をなす構造力学と応用科目を教授する。南 泰裕 MINAMI Yasuhiro担当科目/建築デザイン特論、建設工学特別研究・演習主な経歴東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学後、東京大学、慶応義塾大学、明治大学、東京理科大学、東京外国語大学非常勤講師を経て、2007年国士舘大学准教授、2012年同大学教授、現在に至る。主な著書・論文『住居はいかに可能か』(東京大学出版会、2002年)、『トラヴァース』(鹿島出版会、2006年)、「コンパクトシティ実現に向けた都市居住モデルの提案」(住宅総合研究財団研究論文集、2004年)研究テーマコンパクトシティに関する研究、都市・建築における空間単位に関する研究、近・現代における建築意匠理論に関する研究、建築計画理論に関する研究Message小規模な建築から大規模な都市に至るまで、空間をめぐる様々な領域を対象に、多角的な研究活動を展開していきます。具体的空間の新しい記述手法と分析方法を探求しつつ、魅力的な都市・建築空間の創出に寄与できる研究を目指します。山坂 昌成*YAMASAKA Masashige担当科目/河川工学特論、建設工学特別研究・演習主な経歴東京工業大学大学院理工学研究科博士課程(昭和59年3月修了、工学博士)、埼玉大学助手(昭和59年4月)、同助教授(昭和63年7月)、金沢工業大学助教授(平成1年4月)、国士舘大学教授(平成12年4月)現在に至る。主な著書・論文Floodow from Steep-Slope Open Channels(Journal of Hydraulic Engineering, ASCE、共著)、Flow in Open-Channel Enbayments(Journal of Hydraulic Engineering, ASCE、共著)、急勾配流路の氾濫流とこれに伴う土砂流出(土木学会水理委員会、共著)、Analysis of meandering water rivulets of nite amplitude (ASCE、共著)研究テーマ河川の土砂移動と河床形態、およびこれらが河川環境に及ぼす効果Message大学院では高度の教育内容を吸収するだけなく、知識の総合化を図れるようになることが最も重要である。何事にも興味を示し、広い分野を積極的に学び、これらの知識をもとに議論を交わすようになって欲しい。横内 基 YOKOUCHI Hajime担当科目/構造解析特論、建設工学特別演習・研究2001年日本大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。ゼネコンで建築物の耐震技術に関する研究開発に従事した後、小山工業高等専門学校に着任。2018年4月より国士舘大学理工学部准教授。博士(工学)。栃木市嘉右衛門町伝統的建造物群保存地区防災計画(栃木市・共著・2018年)、北関東の市街地に現存する歴史的建造物の構造特性評価(日本建築学会・共著・2017年) 、伝統的建造物群における耐震(日本遺跡学会・単著・2016年)研究テーマ伝統的建築物の耐震化促進技術の開発/地域防災力を高める技術の研究開発/歴史的市街地の保全活用Message自然災害や火災などが各地で頻発しています。また、少子高齢化や空き家の増加などの問題を抱える地域が多くあります。そのような地域で抱える社会問題と向き合い、安全安心な暮らしの確保を実現する技術の研究開発を推進します。主な経歴主な著書・論文46

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る