HOME

お知らせ・トピックス

戻る

2023年02月07日

修了生紹介(日本文学)

人文科学研究科の修了生を紹介致します。2022年3月に修了された中村さんに、大学院でのことをうかがってみました。

 

中村 隆志(なかむら たかし)

人文科学研究科 人文科学専攻 文学・文化論コース 日本文学分野

大学院に進学した理由

狂言について深く学びたかったのと、漢文や哲学についてもう少し勉強したくなったからです。

大学院時代の思い出は

修士二年生の時から高校で非常勤講師として勤務を始めたのですが、ある日、学部時代に教わった教員とその学生が自分の高校の授業を見学しに来て緊張したことです。コロナ禍で大学はオンライン講義となっていた中、なぜか大学の講義室で高校の授業をしていたこともありました。漢文の大場先生や松野先生に良くしていただいたことも良い思い出です。

学部との違いは

教授との距離がすごく近いことです。自分の疑問や考えたことをその場で先生に訊けるので、自分の興味関心を深めやすいです。

大学院の講義で印象的だったことは

哲学の講義を履修したら、その哲学を深く読むために古い英語の「ニコマコス倫理学」を毎週和訳しつつ読むことになりました。今まで逃げてきた英語にぶつかってしまいました。

今の専門を志したきっかけは

長年習っていた狂言について興味があったからです。

大学院の生活がどのようであったか、修士二年時の予定を教えてください

月曜 朝から図書館、5限の大学院(日本文学のゼミ)を受ける。

火曜 高校で4限(11:45~12:35)の授業を担当。そのため朝一で出勤して一週間分の授業準備をする。

水曜 高校で2,3,5限(~14:15)の授業を担当。その後、大学に移動し4限の大学院の講義(漢文)を受ける。

木曜 高校で3,6限の授業を担当。その間で授業準備や修士論文の調べもの。

金曜 高校で1,3,4,6限の授業を担当。

大まかにはこのような感じです。授業後、図書館に行ったりしていました。

 

 

以上、高校で働きながら大学院に通っていた中村さんから回答いただきました。

修了後の御活躍を期待しております。

 

文責:研究科長 松野敏之

  • 学校で狂言を披露した際の写真学校で狂言を披露した際の写真
  • 小田急柿生駅の近くの浄慶寺にある羅漢像。コロナ禍に似合っていて気に入っています小田急柿生駅の近くの浄慶寺にある羅漢像。コロナ禍に似合っていて気に入っています
  • 近所を散歩した際に撮影した桜近所を散歩した際に撮影した桜
トピックス

この研究科の情報を探す

資料請求

大学院案内デジタルパンフレット

令和6(2024)年度 大学院学生募集要項

ページの先頭へ