2020年03月09日
経営学部・中根雅夫教授の最終講義が行われました
3月5日、34号館B棟310教室で、経営学部・中根雅夫教授の最終講義が「情報と組織 ─魚に河は見えない─」と題して行われ、同学部教員らを中心に25人が聴講しました。
講義の中で中根教授は、本学に教員として着任するまでの経歴も含めてこれまでの歩みを振り返りつつ、専門分野である企業情報化の変遷や、ソーシャルメディアのインパクトなどについても語りました。
中根教授は講演の最後で、今後AIが企業に与えるインパクトや、悪用への懸念などについても触れながら「『人間の視座』と『AIの視座』を二項対立でとらえるのではなく、いかにしてAIを生かしていくかという相互補完的な視点から考えることが重要。さらに、この情報過多の時代にあっては想像力を鍛えることが求められる」と結びました。
講義後には聴講した教員らから花束が贈られ、中根教授は拍手を受けながら教壇を降りました。
- 最終講義を行う中根雅夫教授
- 司会を務めた宮原裕一教授
- 熱心に聴講する教員ら
- 講義後には花束が贈られた