経営学部

本学経営学会は12月3日、世田谷キャンパスの中央図書館地下1階多目的ホールで、第6回国士舘大学経営学会講演会を開催しました。
日本会計研究学会会長で京都大学副学長の徳賀芳弘教授が「京都企業－異なる成功の形－」と題して講演し、会場に集まった経営学部の学生、教職員ら300人近くが聴講しました。

徳賀教授は、いわゆる「GAFA（Google、Apple、Facebook、Amazon）」のような海外の巨大IT企業などとは全く異なるビジネスモデルを持つ京都発の企業が今、国内外から大きな注目を集めていることを、事例を織り交ぜながら説明しました。
続けて、京都企業が持つ経営戦略・経営理念・経営管理システムなどの特徴や、それを生み出した歴史的・地政学的背景、さらには伝統工芸社会が京都企業に及ぼした影響についても詳しく解説しました。

最後に徳賀教授は「これら京都企業の成功には、世界中で成功している企業にも通じる普遍性がある。皆さんが今後起業したり会社経営に携わる際には、重要なモデルとなるはず」と述べ、講演を締めくくりました。