21世紀アジア学部

21世紀アジア学部主催の春期海外研修が8月初旬から9月初旬にかけて実施され、3プログラムに120人の学生が参加しました。 

中国語のプログラムはオンライン形式で19日間実施され、参加学生は自宅等で受講しました。韓国語とインドネシア語のプログラムはコロナ禍で3年ぶりとなる対面形式で実施し、各28日間にわたり学生が現地で語学学習や文化体験を行いました。コロナ禍での海外研修にあたり、出国前抗原検査や入国後、滞在中のPCR検査の過程を経ながら実施しました。 

韓国語研修では、高麗大学での毎日の韓国語授業に加えて、ハングルカリグラフィー、韓紙工芸、韓国お餅作りなどの文化体験や、パンムンジョム（板門店）、民俗村、国立中央博物館の見学など、多彩なプログラムで韓国語と韓国文化を体験しました。高麗大学の学生との交流会も準備され、日本語を学ぶ韓国人学生と交流を楽しむ場面もありました。 

インドネシア語研修では、ガジャマダ大学でのインドネシア語学習の合間にガムラン（ジャワ伝統楽器）の授業が行われたほか、ジャワの村の生活体験として陶器制作や田植え、アンクルン（ジャワ伝統楽器）の体験をしたり、ボロブドゥール寺院やプランバナン寺院など世界遺産の見学をしたりするなどして、 インドネシアの生活を満喫しました。

21世紀アジア学部では、海外研修が全学部生の必修科目として位置付けられています。現地での対面形式での研修では、現地大学が準備する寮などに宿泊し、実践的な外国語運用能力を養いながら、異文化への現実的な理解を深める機会としています。 

また、海外研修を通じ海外留学への気持ちが高まった学生は、留学期間を含めて4年間での卒業が可能となる「特別研究」カリキュラムを利用して明確な目標を設定し、積極的に海外へチャレンジしています。