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2022年12月12日

脱炭素社会実現に向け~建築学系・朝吹研究室が産学連携のリノベーション研究~第3弾

本学理工学部建築学系の朝吹香菜子研究室は、丸井グループのインキュベーション会社である株式会社okos(青井浩代表取締役社長)とともに、このほど既存建物のリノベーションによる脱炭素効果を評価しました。

既存建物を同規模の新築に建て替えた場合と比較したところ、CO₂排出の84%、廃棄物の96%を削減することがわかりました。これは、杉の木約62,000本が1年間に吸収するCO₂に相当します。

 

調査対象は、「co-coono(コクーノ)上北沢」(東京都杉並区)で、同物件は1993年に竣工した社員寮をワークラウンジ付き賃貸マンションにリノベーションしたもの。12月9日には調査結果を報道発表しました。

 

本研究室の朝吹香菜子准教授は、「既存建物の部材一つ一つについて、修繕などにより使い
続けられるかを丁寧に検討したことが、CO₂排出量削減率のさらなる向上につながっており、このサステナブルな取り組みの今後の展開に期待します」とコメントを寄せました。

 

また、調査に参加した朝吹ゼミの学生3人もコメントを寄せ、「今回の研究に携わることができ、うれしく思います。リノベーション事業には、環境・コスト面など複合的に魅力があると感じます。

この研究結果が今後の新たなプロジェクトのきっかけになればいいと思います」と、本研究・調査に関わった喜びと期待を表しました。

 

撮影に応じる学生3人と朝吹准教授(左から2人目=研究室で)撮影に応じる学生3人と朝吹准教授(左から2人目=研究室で)

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