一般社団法人減災サステナブル技術協会（浅沼博会長）が主催する「防災・減災×サステナブル大賞2022」の表彰式が3月19日にオンラインで開催され、本学の「全学部における防災士取得プログラムのカリキュラム化と防災教育推進」とする取り組みが、「防災・減災においてより安全・安心な真のサステナブル社会の実現に向け目覚ましい成果・実績を残した」として、特別賞を受賞しました。

　この賞は、防災・減災に関わるさまざまな取り組みを実践している自治体、組織、法人、個人を対象にその成果・実績について、レジリエンス性、サステナブル性、SDGsへの寄与度の側面から総合的に評価し褒賞を授与するもので、受賞者の第三者評価による差別化と認知度向上、成果・実績の社会普及を意図して、2021年に設立されました。2回目となる今年は、特別賞を含む4部門で34事業・43団体が選ばれました。

　表彰式には、本学防災・救急救助研究所の田中秀治副所長が出席し、「栄誉ある賞をいただき感謝している。国士舘は東日本大震災を契機として、防災教育、被災地でのボランティアを通じて災害時にリーダーとして活動できる人材育成に取り組み、今年度は266人の学生が防災士資格を取得した。これからも地域・社会に貢献できる若者を育てていきたい」と述べ、受賞の喜びを表しました。