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2021年09月16日

第2回FD・SDシンポジウムをオンラインで開催しました

本学FD委員会および職員研修委員会は9月11日、FD・SD合同のシンポジウムをオンラインで開催し、教職員合わせて196人が参加しました。今回は「修学に配慮を要する学生対応」をテーマとし、3部構成で行われました。FDとSD合同開催は2015年以来2回目となります。

 

第1部では、本学学生相談室の精神科医である山家卓也氏が、全国の大学で学ぶ障害学生の現状を説明した上で、中でも自閉スペクトラム症(ASD)傾向の学生に起こりうる困りごとについて具体的に紹介しました。山家氏は「個々の発達特性を理解し、阻害要因を取り除くことで、本人も周囲も困らない状態にする。困りごとについて気づいた人がその気づきを共有し適切な支援につなげることが合理的配慮となる」と述べました。

 

第2部では、教育心理学と特別支援を専門とする文学部教員3人が、修学困難学生への対応について専門家の立場から講演しました。
金子真人教授は、学習障害(LD)、発達性ディスレクシア(DD)などについて解説し、個々の特性に合わせた対策を施すことで修学の困難さを解消することができると述べ、松浦孝明准教授は、見え方や聞き取り方など視覚・聴覚情報の課題を提示し、教員が提供する情報のユニバーサルデザイン化を進めること、そして「できない」から「どうしたらできるか」に教員自身の発想を変換することを促しました。さらに本間貴子講師は、支援構築に向け大学が取り組むべき主要課題と各大学の取り組み事例を示し、各教員、各組織レベルで、できるところから支援環境を整えていこうと述べました。

 

第3部では、先の4人に加え、防災・救急救助総合研究所の月ヶ瀬恭子准教授がパネリストとなり、法学部の宍倉悠太准教授のコーディネートのもとパネルディスカッションが行なわれました。
支援が必要な学生に対して、授業内、実習先、クラブ活動など、学生生活のさまざまなシーンで支援の輪の形成が必要となることが想定され、その際の窓口となり、複数の関係部署との調整をするコーディネーターが有用であることが共有されました。
最後に宍倉准教授が、学内で連携し統合的な仕組みを整えていくこと、日頃からユニバーサルデザインを意識することで、全学生の教育環境が整い、必要時の支援へのハードルも下がることを確認し、ディスカッションを締めくくりました。

 

専門知識がない中で日頃の学生対応に迷う教職員の声に応える形で設けられた今回のシンポジウムでは、多くの教職員が課題を共有し、共生社会の実現に向けて合理的配慮を積極的に実行することの必要性を認識する機会となりました。

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