2月8日にキャリア形成支援センター主催の仕事理解セミナーがオンラインで開催され、学部3年生を中心に約180人の学生が参加しました。

「世の中の業界・職種について理解を深めよう」と題して行われたこのセミナーは、業界研究や職種についてあらためて理解を深め、学生と企業とのミスマッチを防ぎ、効率的な就職活動をすることを目的とするもので、株式会社文化放送キャリアパートナーズ 就職情報研究所所長の平野恵子氏が講師を務めました。

セミナーの中で平野氏はまず、企業が求める人物像は組織によって異なるので、好みや相性も関係するため優劣などはないと述べ、これから本格的に始まる就職活動を「相性の合う企業を見つける」という観点から考えることを提案しました。また、企業の価値観と自分の価値観を照らし合わせながら企業研究を進めるためにも、少しでも多くの企業と直接触れ合う機会を増やすことが長い目で見れば効率的であると語り、今後行われる「就活！HOT SPACE」など本学キャリア形成支援センターが主催するプログラムなどに積極的に参加するよう呼びかけました。

平野氏はさらに、「コロナ禍の影響もあって求人数は減少傾向にあり、企業有利の買い手市場になっている。2022年卒の皆さんは特に、現時点で自分がイメージしている企業以外にも必ず目を向け、広く興味をもってほしい」と締めくくりました。セミナー後の質疑応答では、オンラインを中心とした就職活動に不安をかかえる学生らから多くの質問が寄せられ、平野氏は一つ一つ丁寧に答えていました。

キャリア形成支援センターでは、今回のような就活への意識を高める各種セミナーを開催しているほか、2月12日から19日までオンラインで開催される「就活！HOT SPACE」など、年間を通してさまざまなプログラムを実施しています。

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