国士舘大学キャンパス手帳2020
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犯罪行為の罰則 犯罪とわかっていることでも、集団になると犯罪意識が薄れてしまうことが多々あります。生命・人権・倫理・道徳といった、人間としての基本になることを十分にわきまえてください。 大学生は社会からみれば立派な大人であり、犯罪において“学生の特権”は皆無です。その場のノリ……の軽はずみな犯罪行動でも、場合によっては退学処分を行います。また、それがクラブやサークルの集団犯罪であった場合は、その活動を無期限停止とします。犯罪と思ったら迷わず警察に通報を もし先輩や友人から犯罪の誘いがあっても、けっして乗ってはいけません。犯罪の誘いに応じることは先輩に従うことではなく、ましてやそこに友情はありません。とにかく自分が犯罪に巻き込まれないよう、阻止してください。 とはいえ、犯罪を見て見ぬふりをする行為にも、責任がないとはいえません。犯罪は未然に防ぐことが何よりも大切なのです。先輩や友人が犯罪に手を染めようとしていることがわかった段階で、迷わず警察に通報を。このとき、早まって1人で解決しようとする行為は禁物です。同時に学生・厚生課に一報ください。大学生と犯罪行為「パワー・ハラスメント」とは、次のハラスメントをいいます。地位又は職務権限を利用して、これに抗し難い地位にある者に対して行うハラスメント (ここには、教育研究上の地位又は権限を利用して行われる「アカデミック・ハラスメント」を含む。) をいいます。▼ キャンパス・ハラスメントの被害にあった場合には キャンパス・ハラスメントの被害にあった場合には、学内各部署に配置されている「キャンパス・ハラスメント相談員」もしくは、 各キャンパスに設置してある「学生相談室」に相談してください。学生相談室はP16を参照してください。国士舘大学キャンパス・ハラスメントについて ▲ https://www.kokushikan.ac.jp/information/effort/campus_harassment/DVに悩んでいたらすぐに相談を! DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、配偶者から振るわれる暴力行為のことを言います。最近では男女に関係なく恋人やパートナー、家庭内の暴力もDVとされています。DVの種類は大きく分けて5つあります。●経済的暴力:生活費を与えない。デート費用などを一切出さない。お金を借りたまま返さない。●社会的隔離:友人、家族と連絡を取らせない。会社や学校に行かせない。●身体的虐待:殴る、蹴る、物を投げつける。●心理的虐待:携帯電話の着信履歴、メール、LINEなどをチェックする。「バカ」など傷つくことを言われる。無視する(ネグレクト)。●性的虐待:同意を得ずに性行為に及ぶ。過度に嫉妬する。 男性も女性も気がつかないうちに相手を傷つけている可能性があります。いま一度、普段の行動を振り返ってみましょう。また、DVを受けていたり、受けている人を見かけたら、学生・厚生課や専門機関に相談してください。DV(ドメスティックバイオレンス)についてDV相談ナビ ▲ TEL:0570-0-55210各都道府県警察の被害相談窓口 ▲ https://www.npa.go.jp/higaisya/ichiran/index.html大学生として48KOKUSHIKAN UNIVERSITY 2020

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