国士舘大学キャンパス手帳2019
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エンジョイライフ 国士舘大学は、明治維新の指導者たちに大きな影響を与えた吉田松陰の教育を規範として、柴田德次郎らによって創設されました。 舘歌の一節に「松陰の詞に節を磨し」とあるように、創立者たちの志は現在でも脈々と受け継がれています。 伝統行事である寒稽古は、その教育の一端として毎年実践されています。2003年からは、寒稽古の期間に武道系の部が集まり、国士舘大学の教育の源泉に思いを寄せるとともに、その使命感の徹底を期することを趣旨として、松陰神社前において奉納演武大会を行ないました。 本年は居合道部、古武藝杖道会、少林寺拳法部、躰道部、鶴川柔道部、傳拳空手道部、日本拳法部、錬心舘空手道部の8団体が参加しました。 身を切るような寒さの中、各部の演武が披露され、社殿は厳かな雰囲気に包まれました。第16回 松陰神社奉納演武大会 皇居勤労奉仕活動は毎年行われている行事で、皇居および赤坂御用地(東宮御所)内の清掃活動をしながら、見学を随所にとり入れた奉仕活動です。 奉仕は連続4日間の作業で学内に宿泊し、専用バスにて皇居へ参入します。一般では見学することのできない場所での作業もあり、貴重な体験を数多く含んでいます。 学生時代の内に、皇室を通して日本の歴史、伝統、文化に改めて触れることは、日本人としてのアイデンティティーの確立に大いに役立つことでしょう。 昭和59年(1984年)から連綿と幾多の先輩たちがつないできた本学独自の恒例行事に、ぜひ、あなたも実際に体験してください。募集は6月頃から7月末まで行いますので、「miyagawa@kokushikan.ac.jp」までお問い合わせください。皇居勤労奉仕■「皇居勤労奉仕」概要●主  催:国士舘皇居勤労奉仕団●団  長:宮川 英之(本学職員)●後  援:国士舘大学・国士舘大学同窓会●奉仕期間:毎年2月中旬頃に実施予定(4泊5日)●内  容:皇居および赤坂御用地内の清掃活動・随所見学●和歌作成:合宿中に和歌を一首以上作成、奉呈する●参加費用:学生・生徒:12,000円(食事代、交通費、布団代、懇親会費、その他諸経費)一般:20,000円59

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