国士舘大学キャンパス手帳2019
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犯罪行為の罰則 犯罪とわかっていることでも、集団になると犯罪意識が薄れてしまうことが多々あります。生命・人権・倫理・道徳といった、人間としての基本になることを十分にわきまえてください。 大学生は社会からみれば立派な大人であり、犯罪において“学生の特権”は皆無です。その場のノリ……の軽はずみな犯罪行動でも、場合によっては退学処分を行います。また、それがクラブやサークルの集団犯罪であった場合は、その活動を無期限停止とします。犯罪と思ったら迷わず警察に通報を もし先輩や友人から犯罪の誘いがあっても、けっして乗ってはいけません。犯罪の誘いに応じることは先輩に従うことではなく、ましてやそこに友情はありません。とにかく自分が犯罪に巻き込まれないよう、阻止してください。 とはいえ、犯罪を見て見ぬふりをする行為にも、責任がないとはいえません。犯罪は未然に防ぐことが何よりも大切なのです。先輩や友人が犯罪に手を染めようとしていることがわかった段階で、迷わず警察に通報を。このとき、早まって1人で解決しようとする行為は禁物です。同時に学生・厚生課に一報ください。大学生と犯罪行為「パワー・ハラスメント」とは、次のハラスメントをいいます。地位又は職務権限を利用して、これに抗し難い地位にある者に対して行うハラスメント (ここには、教育研究上の地位又は権限を利用して行われる「アカデミック・ハラスメント」を含む。) をいいます。▼ キャンパス・ハラスメントの被害にあった場合には キャンパス・ハラスメントの被害にあった場合には、学内各部署に配置されている「キャンパス・ハラスメント相談員」もしくは、 各キャンパスに設置してある「学生相談室」に相談してください。学生相談室はP16を参照してください。国士舘大学キャンパス・ハラスメントについて ▲ https://www.kokushikan.ac.jp/information/effort/campus_harassment/ ある物事ができないことによって「イライラ」や「不安」を感じることがあります。これが続くと依存症の初期症状だといわれています。依存症はある行為やモノに安心感や楽しみなどを依存し、それを失うことによって不安や不快を感じる心の病です。依存症が進むことで鬱や不眠症、ノイローゼなどの精神障害のきっかけになることもあります。▼ 学生がかかりやすい依存症●常にスマホやケータイをさわっていないと不安になる「モバイル依存症」●絶えずSNSをチェックせずにはいられない「SNS依存症」●ゲームをやめられない「ゲーム依存症」●お酒を飲まずにはいられない「アルコール依存症」●サプリメントなどを飲まないと落ち着かない「サプリ依存症」依存症から抜け出したいと思ったら●ほかのことをしてみる…意識して、依存症になっていること以外のことに打ち込んでみる。●依存するものを遠ざける…モバイル依存症やゲーム依存症の人なら、スマホやゲームを持たずに旅行に行く。●いやになるまで続ける…ゲーム依存症なら、いやになるまでやり続ける。といった方法があります。上手に組み合わせて、依存症から抜け出してください。専門家に相談することも一つの手段です。依存症に関する相談機関AKK(アディクション問題を考える会) ▲ https://akk-seibu-ensen.jimdo.com/依存症ストレス社会が生んだ依存症に気をつけて大学生として47

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