国士舘大学 手帳2015
9/112

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。国士舘大学に入学していただき心から感謝申し上げます。今、皆さんは入学と同時に大学に対する将来の希望と不安が交錯した気持ちになっているかもしれません。まず、創立98周年になります国士舘に希望を持って欲しいと願っています。また、皆さんが大学に寄せる期待と大学の関係者が皆さんに寄せる期待とは大きな隔たりがあるかもしれません。その差を縮めることも重要でしょうが、皆さんは入学と同時に国士舘の看板を背負って一生歩んで行かねばならないのです。そのために勉学あるいは運動クラブやサークル活動を通して自己研磨し、能力と体力を身に付け蓄積し、外圧の試練に耐えるような訓練が必要です。それらのお手伝いをするのが学問・教育の場である国士舘です。勿論、教職員一同、皆さんに対してご父母と同じぐらい親身になって学園生活をサポートするような体制をとっています。各学部の事務室、学生・厚生課、教務課、健康管理室、国際交流センター、キャリア形成支援センター、学生相談室では、皆さんが履修するための授業科目の諸問題、教職課程を履修する場合の注意事項、その他の資格取得するための問題事項、健康管理やアルバイト、交換留学生の相談に利用してください。また、強引な宗教勧誘やマルチ商法への誘い、大麻薬物、対人関係等の諸問題で悩んでいるときは各学部の事務室、学生相談室や学生・厚生課に立ち寄って相談してください。必ず皆さんの手助けになるはずです。このように、大学は、皆さんにとって、身近で、学生生活の一部であって欲しいと願っています。そのためにも私から学生の皆さんにお願いがあります。第一として、学生生活では自分の責任で自己管理と自己責任ができるような生活環境を整えていただくことを要望いたします。第二として、学問、運動あるいは、サークル活動や地域交流を通して、多くの先輩・同輩との協調性と調和を図り、自己を研磨して欲しいと思います。第三として、学問やサークルを通して同輩やこれから入学してくる後輩のお手本となって欲しいと願っています。以上のように堅い話ばかりで、皆さんを縛り付けているわけではなく、大学生活の中で規律と礼儀正しい生活態度をとることによって、上品さや気品さ、優しさを備えた高貴で、賢い人間になることは確実です。また、サークルやクラブ活動に所属した学生さんは大学祭で発表する場があります。大学祭は、地域住民に愛されるような企画で、10月の鶴川祭(町田キャンパス)、11月の楓門祭(世田谷キャンパス)、多摩祭(多摩キャンパス)の3キャンパスで行われます。ぜひ、大学祭に参加し、他学部の学生、教職員の方々や地域住民の方々と親睦を深めてください。本手帳には、各学部学科に入学しても、入学から卒業まで豊かに充実した学生生活を送れるように記載され、分かりやすく理解できるようになっています。学生さんが満足度の高い学園生活と充実した教育が受けられることを願っています。学生部長からのメッセージ国士舘大学 学生部長岡田 繁

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です